
今日もご覧になってくださっている、あなた様。
本当にありがとうございます。
今日は「焼きムラの原因ってコレじゃね?」ってお話しですよ。
プロジェクト開始から14日目です。
どうして焼きムラになってしまうのか?
そのことを考え続けてコーヒーを焼く毎日を過ごしました。
その日も焙煎が終わってから焼きムラ豆を取り除いてました。
で、ふと思ったんですよ。
焼きムラ豆は2種類あるんですよ。
・1つは少し黒っぽく焼け焦げた感じの焦げ豆。
・1つは焼き色が薄い生焼け豆。
それぞれの焼きムラ豆には色のほかいも特徴があることに気付いたんですよ。
・焦げ豆はキレイに焼けた豆と比較して、少し小さい。
・生焼け豆は、なんとなく大きいような気がする。
つまりですね。生豆の大きさによって焦げ豆になったり、生焼け豆になったりしているような気がしたわけです。なんとなくそう思ったんですよね。
もしかして、焼きムラになる原因ってコレなんじゃない??
そこで実験してみることに(笑)
まずはコーヒー生豆をバァーっと広げて大きさの違いを観察してみた。
これまでは欠点豆だけに注目して見ていたから気付いてなかったんですけど、豆の大きさの違いに注目して観察してみると気付いたんですよ。
生豆って結構大きさが違うもんやな、と。
細長いコーヒー生豆の大きさの違いに注目して、じっくりと観察したのはこの時がはじめてだった。よく見ると長さの違いが結構バラバラ。
大きな豆と小さな豆だけを比較したら2倍くらい大きさが違う豆もあった。
こんな感じです。

全体的にみると大体の大きさは揃っているように見えているけど、一粒一粒じっくり見たら大きい豆や小さい豆が、まあまあ混ざってたんですよね。
焼きムラの原因は、間違いなくコレ(大きさ)やろ!
すぐ確信しましたが、実験したい気持ちがあったんですね、きっと私の性格です。とりあえず、ぱっと見で、大きい豆、小さい豆、中くらいの豆って感じで分けてみることにしました。
で、中くらいの豆だけを、いつも通りに焙煎してみることに。
まあ正直言って、結果は焼く前に分かってましたけどね(笑)
事前の予想通り、焼き上がったコーヒーはキレイでした。焼きムラ豆がほとんどなかった。生焼け豆は数個あったけど、焦げ豆がなかったと記憶しています。
で、飲んでみた。
「え!?」
「ええっ!!」
「ええええええええええええええええぇぇぇぇぇっぇーーーーー!!!!!」
その時の衝撃は忘れません。きっと私の死に際に走馬灯でも見ること間違いなしですよ!そのくらいのインパクトがあったです、ホントに(笑)
その時、私の頭の中には心の師匠田口護氏の言葉がリフレインですよ!
「手間をかけると美味しくなるよ!」
「手間をかけると美味しくなるよ!」
「手間をかけると美味しくなるよ!」
「手間をかけると美味しくなるよ!」
「手間をかけると美味しくなるよ!」×1万回(笑)
言うまでもなく、自家焙煎をはじめて以来、一番美味しいコーヒーでした。
興味ない人にとっては、ホントにどうでもいい話(笑)
でも私の中では忘れられない衝撃の記憶です。
ではまた明日の20時に!



