
各棟のテーマと個性が光るデザイン
cofuniaでは、「金・水・土・木」をテーマにした4つの宿泊棟と、「火」の食堂棟から構成されそれぞれ個性的な空間を用意しています。
クラプトンとの共同作業を通じて、4棟それぞれが独自の個性を持ち、バス・トイレ付きの一棟貸しというユニークなスタイルに仕上がりました。プライバシーが確保されている一方、共有ダイニングでゆるやかな交流も楽しめます。
cofuniaは、もともと10年以上もの間、手つかずの状態で、かなり傷んでいました。リノベーション前の母屋は、風雨にさらされ、内外装共にボロボロの状態。
今回は、そのBefore Afterを一部ご紹介します!
①「火の棟」のリノベーション
火の棟は、かつての母屋のキッチンにあった「おくどさん」を模したキッチンカウンターが特徴の食堂に生まれ変わりました。ゲストが食事を楽しみながら、かつての古民家の面影を感じられる空間です。
BEFORE: 母屋のキッチンにはおくどさんがありました
AFTER: おくどさんを模したキッチンカウンター- ②「土の棟」のリノベーション
- 土の棟は、最も大きな変化を遂げたお部屋。イギリスのアーティストによる造作で、まるで洞窟のような神秘的な空間に生まれ変わりました。古墳の土を使用し、歴史のレイヤーを感じる造りが特徴です。
BEFORE: 倉庫と化していた土蔵を造作の間に
AFTER: 土の棟には古墳の土が使われ、洞窟のような空間からへと変貌を遂げる。
- ③「木の棟」のリノベーション
- 木の棟は、かつて収穫したみかんを保存する倉庫でした。断熱材を入れ、フローリングを敷き、多くのボランティアの手によって山小屋風の温もりある空間に生まれ変わりました。
BEFORE: 収穫したみかんを保存する倉庫だった「木の棟」
AFTER: 古材をふんだんに使用した山小屋風のデザインが特徴。- ③「金の棟」のリノベーション
- 金の棟は、もともと母屋の隣にあった離れの和室と納屋を一つにまとめてリノベーション。雨漏りで崩れた床を修復し、ベッドルームとバス・トイレを設置しました。おばあさんが使っていた足踏みミシンもそのまま机として再利用しています。
BEFORE:金の棟の入り口
AFTER: 金の棟の入り口BEFORE: 雨漏りで床が崩れ落ちていた和室
AFTER: おばあさんが使っていた足踏みミシンはそのまま机に- ⑤「水の棟」のリノベーション
水の棟は、かつて農作業道具が収納されていた屋根裏を改造し、ロフト付きの部屋へと変身。みかんを干していた木枠も、内装や苗床として再利用されています。
BEFORE: みかんを干す木枠が所狭しとしき詰まっていた。墳丘農園の苗床や、内装としても使われています

いかがでしたでしょうか。
TEAMクラプトンのメンバーに、歴代何番目くらいにボロボロのリノベ現場でしたか?と聞くと、「ダントツ、一番大変だった!」という答えが返ってきました。
それだけ手間ひまかけて完成したcofuniaは、まだまだ進化の途中です。裏庭や墳丘のガーデンづくり、泥小屋の改修など、まさにサグラダファミリアのように、これからも進化を続けていきます。
cofuniaの成長を支えるために、現在クラウドファンディングを実施中です。プレオープン期間中は特別な宿泊体験もご用意していますので、ぜひこのプロジェクトに一緒に参加してください!皆さまの応援が、さらなる進化の原動力となります。
終了まで残り数日となりましたが、引き続き、応援のほどよろしくお願いいたします!





