
「もち」という漢字
もちには、「餅」という漢字と「糯」という漢字の2種類があります。
何が違うのでしょうか?
漢和辞典、国語辞典、そしてインターネットで調べてまとめてみると、以下のようなことになります。
「餅」:もち米を蒸かして搗いて作った食品。この漢字は、もちという食品になった状態を指すものとのことです。
「糯」:穀類で、粘り気が強い品種。この一文字だけで「もちごめ」と読む場合もあるようですが、アワやキビなどの穀物も含め、粘り気が強い品種に使うそうです。「粳(うるち)」の対義語として使われます。こちらは、作物、植物としてのもちを指す言葉です。
今回のリターンの商品に貼るラベルも、商品名と名称の欄には「餅」という字を使いますが、原材料の欄には「もち米」と記載します。「糯」という字はあまり一般的でないと考えるため、ひらがなを使っています。
冒頭の画像は、搗いた餅を型に入れて冷まし、固めているところです。この段階では「餅」ということになりますね。





