残暑お見舞い申し上げます。今年はかなりの暑さが続く夏となりましたが、皆さまお元気でお過ごしでしょうか。今年初めのクラウドファンディングの際には、私の餅プロジェクトにご興味をお持ちくださり、また、たくさんのご支援をいただきまして、本当にありがとうございました。餅づくりは、夏、暑い期間はお休みしています。以前、新茶の時期に合わせて6月に茶餅を作ったことが一度だけあります。その結果は、餅として全然質の良くないものができあがりました。このあたりの人は、昔から、餅は寒い時期にしか作ってこなかったので、やはり気候的に良い餅ができるのは寒い時期なのだと、そのとき感じました。それ以降、餅づくりは気温の低いときにしかなるべくしないようにしています。そのようなわけで、こちらで次に餅づくりをするのは、10月の終わりくらいにする予定です。これからもしばらくは暑さが続く予報が出ていますので、どうぞみなさまご自愛くださいませ。本家茶餅屋インスタグラムのご案内。茶餅屋にはInstagramもあります。少しずつではありますが更新もしておりますので、よろしければご覧ください。また、引き続きご興味がありましたら、フォローしておいていただけると最新の情報をお届けできると思います。どうぞ引き続きよろしくお願いいたします。
伝統製法 の付いた活動報告
こんばんは。今週、新しい餅セットを作りましたのでご報告いたします。今回作りましたのは、セット2種類です。まずは、「茶餅玄米餅フルーツ餅セット」です。冒頭の写真がこちらのセットです。6枚1セットとなっています。内容は、受賞煎茶餅、ほうじ茶餅、古代米赤米玄米餅、古代米黒米玄米餅、フリーズドライ黄桃餅、フリーズドライりんご餅です。玄米餅は製造がかなり大変なので、あまり作る気が起きないのですが、昨年この時期に作って好評だったので今年も作ってみました。それから、「東北6県産もち米食べ比べセット」です。こちらは、東北6県各県から品種別に取り寄せたもち米を使用して製造した白餅のセットです。福島県はこがねもち、宮城県はみやこがねもち、山形県はこゆきもち、岩手県はヒメノモチ、秋田県はたつこもち、青森県はあかりもちを使用しています。微妙な違いとは思いますが、普段はあまりしないであろう餅の品種別食べ比べを楽しむことができます。農村風景と餅セット今季のセット物の餅はこれで製造を終える予定です。次回の製造は、また気温が下がり始める10月終わり頃からを予定しています。
お久しぶりでございます。この度のプロジェクトでは、多くの皆さまに応援いただきまして本当にありがとうございました。たくさんの皆さまから応援をいただき、2月にプロジェクトのリターンとして餅の製造をしてからは、餅作りはしておりませんでした。その後は、餅作りのときにかまどで焚く燃料としての薪の切り出しなどをしておりました。原発事故の後、国や自治体から「放射能があるから山に入るな」「放射性物質を吸っているから木を切って使うな」とお触れが出ていましたが、いつの間にかあいまいになり、それについては近年ではほとんど情報が無くなりました。(現在では、燃やした灰を山菜のあく抜きに使うときに注意しろというくらいです。)昨年までは、原発事故前に確保しておいた薪がまだ残っていたのでそれを使い続けていましたが、ほとんど使い切ってしまったので、昨年から山に入って木を切り燃料を確保しています。機械は好きでありませんので、のこぎりを使って切ります。木は重いということもあり、重労働で危険も伴いますが、山仕事が好きなので苦にはなりません。今後も管理している山で切った木を使って薪を作り、かまどの燃料として焚いていきたいと思います。今週は、今季最後となる予定の、セット物の餅作りを行っています。販売できる状態となりましたら、また皆さまにお知らせいたします。
今回茶餅に使用するお茶の紹介7回目(最終回)これまで、何度かに分けて今回の茶餅に使用するお茶の紹介をしてきましたが、今回が最後となります。宇治抹茶最後にご紹介するのは、宇治抹茶です。抹茶製品は世の中にいろいろと出回っていて需要も高いと思われるので、抹茶餅もあるのではないかと考えて調べてみました。その結果としては、それらしきものを見つけることができず、ほとんど一般的ではないということが分かりました。茶団子のように、団子に抹茶を練り込んだものは、お土産ものなどでたくさんの種類があるのですが、餅となるとないのですね。さて、昨年あたりからなのですが、宇治抹茶の需要が急激に高まって、品薄状態となり、なかなか手に入りにくい状況にあります。日本国内での需要はさほど変わりないと思うのですが、外国での需要が急速に高まったためにそのような状況となっています。そのことについての記事と動画がありますので、参考まで貼っておきます。ご興味のある方はご覧になってみてください。産経新聞の記事YAHOO!ニュースの記事このように、宇治抹茶が手に入りにくい状況ではあるのですが、抹茶餅に私は宇治抹茶を使います。そして、世の中で販売されている抹茶製品は、たいていは、食品加工用のあまり質の高くない抹茶を使用していますが、私は飲用にも使える、比較的質の良い抹茶を使います。一度、金額の比較的安い抹茶と比較的高い抹茶(どちらも飲用のもの)の両方で餅を作ってみたのですが、明らかに比較的高い質の良いものの方が味も香りも良かったからです。加工用の抹茶では、餅と合わせたときに全然美味しくないと思います。今回、高級茶餅セットの方に使う抹茶は、ほうじ茶のところと玉露のところでもご紹介しました、宇治の茶問屋の老舗、堀井七茗園(上の動画の一番目に登場します)の「縣の白」という抹茶です。冒頭の写真がその抹茶が入っている缶です。普通の茶餅セットの方には、碾茶のところでご紹介しました、私の出稼ぎ兼勉強先である、京都・和束の杣ノ谷碾茶工場の、品種「おくみどり」を挽いた抹茶を使います。品種「おくみどり」のみを挽いた抹茶以上で、今回の茶餅に使用するお茶のご紹介がすべて終わりました。もち米も数種類使いますので、どういう米とどのお茶が組み合わさるのかは、届いた時のお楽しみということでお願いします。*********************************株式会社杣ノ谷碾茶工場(かぶしきがいしゃそまのたにてんちゃこうじょう)〒619‐1223京都府相楽郡和束町大字杣田小字杣ノ谷2-1(きょうとふそうらくぐんわづかちょうおおあざそまだこあざそまのたに2-1)☎0774‐78‐0107******************************************************************社名 株式会社堀井七茗園創業 1879年(明治12年)本社所在地 〒611-0021 京都府宇治市宇治妙楽84HP https://horiishichimeien.com/*********************************






