こんばんは!
本日の写真は2年前の決勝ラウンド最終戦の写真です。
今見てもあの時の気持ちが蘇ります。
この写真を見てふと思ったのですが、FC刈谷はいつも負けてます。
自分たちのサッカーというのでしょうか、毎年ある程度はその自分たちのサッカーというもので全国の12チームには残れるのです。
でもその先にいけないのはなぜなのか。
サッカーは相手よりも多くゴールを決めた方が勝ちというスポーツです。
ゴールを取らなければ勝つことはできません。
昨年のJ1のデータで得点力の高いチームの得点パターンは
▪ショートカウンター
▪セットプレー
この2つの得点が多いデータが出ています。
これは私が選手だった頃のデータとあまり変化はありません。
私が選手の時の得点データはショートカウンター・クロス・セットプレーが三大得点源でした(ショートカウンターとは相手からボールを奪ってから15秒以内にシュートまでいくこと)
これはデータですので全てではないのですが、データ上の勝利に徹するサッカーとはボールを保持することではなく相手にボールを持たせて高い位置でボールを奪いクロスからゴールに迫ることではないかと思います。
もちろんボールを保持することはとても重要ですが自陣でボールを持つことのリスクを考えなければいけません。あくまでボールを保持するのは目的ではなくただの手段です。
全社の時に刈谷に残ってた組に伝えたのですが、ボールを持っていない時間(ディフェンスしてる時間)をストレスに感じるのではなくボールを持っていない時こそチャンスと思って守備をする。
ボールを保持してして奪われて「あー。」と切り替えの遅い瞬間が多々あったので、その切り替えの質のところは伝えました。(伝わってたかどうかはわかりませんが)
最初にお伝えしましたが、サッカーは点を取り、点を取らせないスポーツなので、勝つためにするべきことはボールを保持することでも綺麗に崩すことでもなく、高い位置にボールを運びシュートチャンスを生み出すを大前提に、クロスまたはセットプレーでチャンスを作っていく。
よく言う『いい守備からいい攻撃』ですね。
相手がボールを保持している時はいい守備からのショートカウンターを積極的に仕掛けていく。
逆にショートカウンターをされないためには自陣から丁寧に相手の矢印を折りながら前に運び、できるだけ相手コートでのプレーを選択していく。
これはあくまでもサッカーやってたスタッフの経験上のサッカー観なので、正解ではありませんし、不正解でもないと思います。
ただ勝つための引き出しとしていろんな考え方を柔軟に積み重ねていけばこのクラブはもっと強くなると思ってます!技術が高い選手はたくさんいます。試合巧者な闘い方をできるようになればこのチームはもっと強くなると思います!
『勝利にもっと貪欲に、さらに強いクラブへ。』
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