
●先日、本校あてに「能登名物おだまき」が届きました。それもなんと60個以上!
ご無沙汰しております。ご支援くださったみなさま、お変わりありませんか?
今朝のTVニュースで、門前町總持寺通り仮設商店街でお会いしたNさんが映っていらして
嬉しくなったと同時に、少し心配になってお電話してみました。
久々に直接耳にするNさんの声は、相変わらず優しい人柄がにじみ出る響きで、2か月前にお会いした時のことをじんわりと思い出しました。
ニュースの内容は、仮設住宅での生活について。以前よりも会うことが減ったとか、会話が減ったとか、心配を抱える方々への支援についての話題でした。
東日本大震災の後も同じような状況がありましたし、また、仮設の自治会長さんなどがご自身も被災しながら他者への気遣いをし続け、疲れて体調を崩されている姿をリアルに見てきたので、Nさんにもそれを伝え、くれぐれも無理をなさらないように、お願いしました。
またいずれ、私たちにできる関わりの在り方を考えていきたいと考えています。
…ところで、写真の「おだまき」についてですが、事のはじまりは1月に遡ります。
門前高校の校長先生とお電話で話していた際に、「おだまき」の話題になりました。
「おだまき」とは、石川県羽咋郡にある「御菓子司たにぐち」という和菓子屋さんで製造している、歴史のあるお菓子です。
昨年このPJで、3年生のSさんが、能登のみなさんを元気づける絵を絵を描くために能登地方について調べ、銘菓であるらしい「おだまき」を見つけてそれを描きました。
昨年12月に門前高校のみなさんにお渡しした作品集を校長先生がご覧になり、その中に収められたSさんの「おだまき」という作品を見つけて、大変驚かれたそうです。
なんと、たにぐちさんと校長先生とはご親戚関係にあるそうで、生徒の作品をたにぐちさんに紹介すると「お店に飾りたいので譲ってもらえないか?」という話になったのだそうです。
こんな奇跡のようなお話、なかなかないことだと思います。
私たちもとても嬉しくなり、もちろん作者のSさんも「光栄です!ぜひたにぐちさんへ」と言って、感激していました。
そのような流れで、Sさんの作品「おだまき」は、福島県から石川県能登半島へ旅立っていきました。
その後、校長先生とたにぐちんさんから
どっさりと「おだまき」が届けられた、という次第です。
Sさんには箱入りでいただきました!とても喜んでいました。
ありがとうございました!)
▼優しい甘さで、もっちりとして、とても美味しく
形もかわいい「おだまき」の宣伝です!!
▼いただいた「おだまき」を手に、大喜びの生徒たち♪
こうして、できたご縁が、次々に広がっていくのだなぁという喜びを嚙みしめつつ
現在、生徒たちは学年末考査中ですが、同時に、クラウドファンディングのリターン品にあたる「活動報告書」を完成させるべく、必死に編集を行っています。
3月中にお送りする予定の返礼品、楽しみにしていてください。