前回まではフェスティバルを企画した理由①という事で「精神障害」についてお話させて頂きましたが、本日は「身体障害」についてです。
精神科病院を退職し、現在は他の病院で勤務をしています。
配属になったのは形成外科・眼科。
そこでも、言葉にならないほどの現実を知る事となりました。
生まれつき変形していたり備わってこなかった体の一部や、大けがや手術で失ったり、切り取られた体の一部を手術などによりなるべく元の状態に戻すことを目的とした外科専門分野のひとつです。
現在勤務している病棟では事故が原因で脊髄損傷となり体の一部が不随になったり、事故や病気で体の一部を切断したり、生まれつき体の一部が欠損している患者が多く入院していました。
◉ 時には自由にならない体に苛立ちをぶつけてくる人
◉ 昨日までいつもと変わらぬ日常を過ごしていたはずが、予期せぬ突然の事故で体の一部が不随となり泣き叫ぶ人
◉ 事故や病気で体の一部を切断し、「もう死んだ方がいい」と生きる希望を失なっている人
◉ その後の自分を全くイメージできず不安や喪失感で無気力になっている人
毎日、そのような患者と接しているのです。
その患者が抱えている問題の多くは・・・
次回は、私の体験談をお話したいと思います。