2024/11/12 17:30
7月は、5月に下見に伺った集落の対策、最終回です。
連日35℃の気温を記録する猛暑日が続く中、くまもり本部フィールドチームとボランティアの方々で作業を進めて行きます。
この日はクマが柿の木に登らないよう、対策をしていきました。
木の幹へトタンを巻くと、クマは爪をひっかけることができず、木に登れなくなります。
幹への巻き方にはコツがあり、二人一組になって阿吽の呼吸できっちり巻いていきます。
同時進行で伐採チームもラストスパート!
地区の皆さんと一緒に、伐採→細かく切る→一か所に集めるを繰り返していきます。
何とか作業完了!!
枝がこんもり積みあがった場所には柿の木が生えていました。
集落の中心であるこの場所までクマが入ってこないように、
しっかり計算して伐採しました。
所有者さんは目に涙を浮かべながら「本当に感謝してもしきれない。ありがとうありがとう」と仰っていました。
クマとの共存に悩む地域では、過疎や高齢化で本当にマンパワーが不足しています。
私たちの活動がわずかですが地元の方々の力になっています。
この地区は3日間の作業で41本の伐採と2本の畔シート巻を行いました。
クマが本格的に出没する秋になる前に、防除対策ができて良かったです!