11月24日。
WEBSITE「市民の医学情報局」に掲載予定のコンテンツの一部を紹介させていただきます。
比較的短くまとめた論考のひとつに、「白血病が発病する原因」についての考察があります。
白血病は、いろいろと謎の多い疾患です。特に発病の原因は、未だにはっきりしないようです。そこをあえて、私は単独で調査し、考察を深めました。たどり着いた結論は自身が思いもよらないものだったので、強く印象に残っています。けれども、私はそれが真実だ、と現在も確信しています。
発病の原因が解れば、悪化をくい止める対策の立てようも出てきます。白血病が発病する原因とその発病後の対策について、「市民の医学情報局」予告編としてこの場を借りて紹介させていただきます。
白血病が発病する原因として、いちおう仮説があります。それは、「骨髄への瞬間的あるいは持続的重力負荷が関与しているのではないか」、というものです。つまり、人の立位または直立二足歩行が限度を超えて長時間にわたると発病するのだろう、と考えるわけです。
私は常々、この仮説には根深い疑問をもっていました。少しだけ事実関係を照合すれば、簡単に論破されてしまうからです。
◎論破の手がかり、その1。
家庭で飼われている犬や猫も、白血病を発病することがあります。ところが、犬や猫と人とでは、活動時の姿勢が異なります。犬や猫は基本的に、四つ足で立ち、移動します。人は、二本足で立ち、二本足で移動します。犬や猫と人では、活動時における重力負荷の方向がまったく異なるわけです。仮に、人が長時間にわたる二足での立位や移動のせいで白血病を発病する、と考えてみましょう。では、活動時に重力負荷の方向が人と異なる四つ足の犬や猫は、どのようにして白血病を発病するのでしょうか。二足での立位や移動が発病と関連があるとすると、四つ足の犬や猫が白血病を発病するしくみが説明できません。犬や猫のような四つ足動物の骨髄への重力負荷は、どう考えても人と同等ではないはずです。これだけでも、骨髄への重力負荷が白血病を誘発する、という仮説はその土台から崩壊します。
◎論破の手がかり、その2。
2019年2月、ある水泳選手が白血病を発病しました(翌年だったと記憶していますが、疾患名は「急性リンパ性白血病」、と報道されました)。発病の原因は何でしょうか。落ち着いて考えれば、水泳の過酷なトレーニングは白血病の発病となんら関係がない、と解ります。水泳の選手は水面に浮いているので、トレーニングのあいだ、頭蓋骨・脊椎・骨盤の骨髄に重力の負荷はほとんどかからないからです。ここでも、骨髄への重力負荷が白血病を誘発するのではないか、という仮説は根本的に崩壊します。
結局、どれほど水泳のトレーニングが過酷なものであるとしても、白血病の発病との関係は無きに等しい、と私たちは断言できます。
そこで問題になるのは、骨髄への重力負荷を除外したうえで、白血病が発病する本当の原因は何か、ということです。骨髄への重力負荷ではないとすると、家庭で飼われている四つ足の哺乳動物が白血病を発病する原因は何か。また、骨髄への重力負荷ではないとすると、水泳の選手が白血病を発病する原因は何か。原因として考えられるのはいったい何か。
私は単独で調査を始めました。集中的に調査と考察を継続したのは、2019年の春からおよそ半年間でした。自身を納得させる結論にたどり着いたところで、調査と考察はひとまず終了しました。
最初に書きましたが、原因が理解されれば、対策もおのずと明らかになります。これから、その両方についてみなさまへお伝えしたいと望みます。
(続く)





