11月26日
白血病発病の有無を確認する際、腹部の触診をします。私は年来、これをふしぎに思っていました。
患者あおむけの姿勢で左右の肋骨下、右の肝臓と左の脾臓を触診して、腫大の有無を医師が触診します。なぜか。
肝臓と脾臓は、造血能疾患である白血病と何の関係があるのか。白血病を発病すると、その影響が肝臓や脾臓に現れるのはなぜか。仮に骨髄性白血病の原因が骨髄への絶えざる瞬間的・持続的負荷であるとすれば、その影響が肝臓と脾臓に現れるのはなぜか。肝臓や脾臓のはたらきが正常ならば、骨髄性白血病は発病しないのか。ふだんの生活で肝臓と脾臓に過度の負担をかけなけらば、白血病は発病しないのか。解剖学や生理学などの基礎医学の教科書に「造血系」という単元がないので、専門の異なる医療従事者一個人がくわしく調べるのはむずかしいところです。
(続く)





