
こんばんは。
本日ご支援くださった方、ありがとうございます…!
ぜひ皆さんの周りでも広めていただけるとありがたいです。
***
今日は、真ん中の吹き抜けについてお話しします。
こちらは計画として吹き抜けを作りたくて床を抜いたのではありません…!
元々は、畳が敷いてあったエリアなのですが、かなり老朽化しており朽ちていました。
安全面を確認しつつ、大工さんに手伝っていただきこのような吹き抜けが誕生しました。

合わせて天井も落としました。
梁を剥き出しの状態にするとガラッと空間の印象が変わり本当に驚きました。
この整備で梁や柱、土壁、引き戸といった木造建築の魅力である要素一つ一つがクリアになりました。
コンセプトに従い空間を作っていく過程もわくわくしますが、空間がもつポテンシャルを活かすために何を残すか考えながら作っていく過程がこれからの空間作りにおいて大事になるんだろうなと思いました。

完璧ではない空間だからこそたくさんの労力や時間、資金が必要になります。
だからこそ、そこまでしてなぜ残すのかという部分が大事になるのだと思います。
このプロジェクトに協力してくださっている多くの方の思いを空間の歴史に重ねて、また新しい歴史を紡いでいければと思います。





