
おはようございます。ムラカミリョウです。
さてさて。
今日はホテルの朝食はなぜ昼食より高いの?というテーマでお話しできればと思います。
(面白いよ)
実はだいぶ前ですが、ACホテル・バイ・マリオットホテルっていうめちゃめちゃ良いホテルにに泊まったことがあるんです。
東京タワー見えるホテルってテンション上がるよね
https://www.tobuhotel.co.jp/acginza/
で、このホテルイチオシなのが朝食らしく。「ACホテルバイマリオット 朝食」で検索してみると滅茶苦茶に美味しそうな朝ご飯たちがズラっと並んでました。


料金は税込で一人分4500円です。(高アッ)
マリオットのバイキング、しっかり堪能しようと思います。
そういえば最近、「ホテルに週末宿泊する」というのがマイブームなのでだいぶこの料金体系を見ることにも慣れてきましたが面白いことに気づいたんです。
ホテルによっては、朝食バイキングより昼食バイキングの方がちょっと安かったりする、ということに。
もちろん、レストランが色々あるのでこれより高いところはもちろんあるんですが、普通の感覚からすると「昼食>朝食」じゃないですか?
すき家とかでも、朝定食とかは390円くらいで食べれるけど、ランチになったら600円とかになる。昼食より朝食の方が高いレストランってあまりみないと思うんです。
同じ料理が好きなだけ食べられるという条件は一緒だけれど、朝食の方が高かったりする。
その朝食の価格設定ってさらにどんな狙いがあるかということになってきます。
結論、朝食プランを高めに設定することで「ホテル&朝食付きプラン」の予約獲得促進を狙っているんだと思うんです。
例えば一泊10000円のホテルがあるとします。
もう1000円出すことで、3000円分の高級なバイキング朝ごはんが付いてくるのなら「そっちがお得だな」と思う人は多いと思います。
#僕もまんまとその1人になってる
逆に10000円出して素泊まりプランを予約するのなら、11000円出して朝食付きプランを予約しないと、損だと考える人もいるかもしれません。
つまり朝食が3000円というクオリティの設定、ということではなく朝食というフロントエンドの価格を値下げすることで、宿泊というバックエンドで利益を取っていくことが目的。
もしかしたら、お金を出して朝食を食べに来る人は、1人もいなくてもいい、くらいの感覚かもしれません。(来たらラッキーくらいな感じ)
これってビジネスにも応用できると思っていて、ホテルの「朝食」は「宿泊すること」へのお得感を見せるためのある種、ボーナスです。
あらかじめボーナスに対して、高めの価格設定を行っておくことで、ボーナスが手に入る本商品の価値を高めるテクニックですね。実際に、いろんなところで使われています。
例えばコンビニで700円以上買ったらクジ一回引いてドリンク無料、とか。アパレルショップで1万円以上買ったら限定ノベルティシャツがついてくる、とか。
バックエンドの商品を売るためにフロントエンドの商品を無料(値下げ)するというのはどうやら賢い戦術のようです。
今日は以上でーす!






