
今回のプロジェクトについて、詳しく内容を解説したいと思います。
まず、そもそも、ここ八街で造るワインに関しては、原料ブドウが八街産である必要があります。
これについては「ワイン特区」というものが、認定をうけた市区町村で栽培収穫できたものに限る、という縛りがあるからです。
原料となるブドウが収穫できなければ、ワインも造れません。
そして、収穫できる量が増えなければ、当然ワインの生産量も上がってこない、という事になります。
画像にあるように、「シャルドネ」は計画よりも全然足りない量しか収穫できていません。
もちろん自然の中で育つ作物ですから、思い通りにいかないのは当たり前なのですが、それにしても少なすぎる状況です。
そこで病気を防ぐ為に雨除けの設備を設置し、環境を良くして、健全なブドウを栽培し収穫できるようにします。
雨除け設備を設置すれば100%病気を予防できるかと言ったら必ずしもそうではないのですが、それでも病気にかかるリスクはかなり抑えられます。
そうしてシャルドネを沢山収穫し、今よりももっと美味しいワインを造ることが出来れば、僕も嬉しいですし、飲んでいただく皆さんにとっても良いことだと思います。
畑では現在、枝の剪定を進めています。
今度は畑からのレポートをお届けできたらと思います。





