
クラファンでは
置き畳もリターンとしてご用意しました。
このプロジェクトが
畳について知っていただきたい
という側面があるからです。
畳が絶滅危惧種となった背景には、
いくつかの要因がありますが、
独特の風習、尺貫法も、その一つ。
建築の世界では
長らく尺貫法が採用されてきました。
大工さんや畳職人は
尺貫法で考えますが、
建築士とのやりとりはメーター法が多くなっています。
尺貫法の難しさは、
地域や時代により、
そのサイズが微妙に違うところ。
- 1尺 ≈ 30.3cm(関西地方で主流)
- 1尺 ≈ 31.8cm(関東地方で使用)
- 1尺 ≈ 30.8cm(江戸時代の関東で用いられた)
- 1尺 ≈ 28.8cm(戦後の公団住宅で採用)
全国対応しているハウスメーカーは、
世界基準のメーターにした方が
トラブル回避になるのは一目瞭然。
だから大工さんは
メーター法に慣れていますが、
ずっと同じエリアで
仕事している畳屋さんにとっては、
自分の当たり前が常識。
畳屋って面倒だなぁ…。
と思われてしまうこともあり、
それも畳が敬遠される原因かなぁ、と
考察しています。





