彼女の名前はスコット。2歳に女の子のお母さんです。彼女はハーベストパラダイスが出来るまで一日中水汲みをしていました。でも今はハーベストパラダイスでバッグ作りの仕事をしています。「ハーベストパラダイスが出来る前、私は仕事がありなせんでした。でもハーベストパラダイスで雇ってもらい、初めての仕事にも取り組んで、今ではカゴバッグを作れるようになりました。そして初めて給料をもらう事が出来ました。自分の自由になるお金です。子供に服を買ってあげたり、困っている友人を助けてあげたり、私の人生は大きく変わりました。こんな素敵な未来を与えてくれたハーベストパラダイスにとても感謝しています」このカゴバッグ、沖縄のハーベストムーンカフェレストランで購入する事が出来ます。

写真の青年はデイビッド・オニャンゴ1995年に開設した孤児院の一期生です。僕がハーベストパラダイスの建設をする前に管轄する市の市長に会う必要がありました。なかなかうまく調整が進まず焦っている時に、1人の青年政治家が市長ミーティングの設定をしてくれました。会合中に彼の顔を見ながら、どこかで会った事があるような…その時僕は鮮明に思い出しました。彼の名前はデイビッド・オニャンゴ、孤児院の卒業生でした。会合が終わりお会計の時に彼は僕の前に立ち、会計を払おうとしたので僕は彼をさえぎろうとしました。その時彼がこう言ったのです。「僕に払わせてくれ。1995年1月1日、あなたはこう言いました。今は日本人の僕がみんなを助けるけど、やがてみんなが日本人を助ける時が来るからそれまで頑張って勉強しよう！」そして彼はこう言いました。「今日がその時だ！」

写真の青年はカルビン・オウィノくん。1995年に建設した孤児院の第一期生です。彼は現在イギリス軍の兵士として働いています。そんな彼が…なんとスポンサーになってハーベストパラダイスで計画していた水のボトリング工場建設の費用を提供してくれるというのです！　なんというビッグニュース。30年の時を経て、時代は動き出しました！

ハーベストパラダイスでは、日本でドネーションされた古着を一枚一枚タグを付けてディスプレイした上で販売しています。この写真はハーベストパラダイスに建てたコミュニティホールでのお店です。村の人々がショッピングを楽しめる場所になっています。一枚10円〜300円程度。村の人々でも購入出来る値段。特に子供服は品物も新品同然なので飛ぶように売れて行きます。

牟田雄祐選手です彼はハーベストムーンを何度も訪れてボールやスパイクを何度も何度も持ってきてくれました。彼はFC琉球のメンバーにも声をかけて集めてくれたのです。