インドに来て3日目。コルカタにて、この文章を書いています。どうやらクラウドファウンディングをした時期から、約1年が経ったみたいです。たくさん応援してもらって、ようやく5月末に出発が決まって、ドキドキしていたあの時間をじっくりと思い出しています。去年の5月4日には、「生活のためのパーティー」も開いた。一人一人にありがとうと、バイバイを言うためでもあったし、私がもう二度と日本に戻ることができなかったとしても、大切な人たちの日々が時々は交わったりしながら、幸せが続いていきますようにと願っていた。(ちなみに今年もひらきます!またお知らせします!ぜひ来てください!)みんなの表情や、あの時の心情を、今になってようやく振り返ることができています。それは、あと少しで、最初の旅路が終わるような感覚があるからかもしれない。わたしの中では、初めての海外!というドキドキの旅路が今も続いていて、あの時の選択が今日につながっているという実感がある。そして、今回のインド旅が終わったら、次のステージに進んでいくんだろうなと感じてる。DREAMという、私にとって大きな区切りとなるステージを降りたあとで、お金が必要だ、という漠然とした不安から働きまくった日々があった。だからこそ「こんな生活がしたいわけじゃないよなあ。」と改めて思えたりもして、じゃあ、わたしの理想の暮らしってなんなんだろう?それを、今やってみよう!と思ったんだった。それで、岐阜県は柳ヶ瀬にて、1ヶ月暮らしながら個展をさせてもらった。まるで自分の部屋をそのまま持っていったような空間を作って、各地の友人が会いにきてくれたり、商店街を歩くおばちゃんとお茶したりする、そんな時間を過ごした。その部屋に遊びにきてくれた、大切な友人の一人に、しおんがいる。しおんが持ってきてくれたたくさんの本の中の一つが佐々木美佳さんの「タゴール・ソングス」だった。たくさん持ってきてくれた本のなかでも、一番に目が止まって、読み始めた。ベンガルという地域で、今も歌い継がれるタゴールのうたについて書かれていた本。その詩と、美佳さんの映画を作るまでの旅行記のような本だった。もし 君の呼び声に誰も答えなくともひとりで進め ひとりで進めもし 誰もが口を閉ざすならもし 誰もが顔をそむけ 恐れるならそれでも 君は心開いて心からの言葉を ひとり語れ__本の帯に書かれていたこの詩に、ひどく共鳴した。誰も答えてくれなくても、孤独を恐れずに自分の信念に従って歩め、という強いメッセージに、私は旅立つ前に、そしてヨーロッパ旅中に、何度も励まされていた。この詩も好きだ。私はチットランゴダ 私は王の娘女神ではない ただの女でもない私はチットランゴダ 崇められる神ではない疎まれる者でもないもし あなたが私の苦難に寄り添うならもし 私もあなたと苦難を共にできるならそうすれば 私のことが分かるでしょうでも それはあなたが決めること。私はチットランゴダ 私は王の娘インド国歌『Jana Gana Mana』とバングラデシュ国歌『Amar Sonar Bangla』は、どちらもタゴールの作詞・作曲(または原詩)だそうだ。こうして偶然出会った、「タゴール・ソングス」を持ってヨーロッパを旅していた私は、どういうわけか今、その本を書き、映画を撮った美佳さんの隣で寝たりしている。彼女は今、コルカタにある映画学校に通いながら仲間たちと新たな映画を作るため、日々猛進している。この国際情勢もあって、インド行きの飛行機に乗り込むのは少し不安だった。でもコルカタはすごく好きになる自信があって、ずっと前から楽しみにしていた。実際に来てみて、この街並みやここで生きる人たちのことが、とても好きで、心地よいなと思えている。美佳さんのように4年ほど長く暮らすことはまだ想像できないけれど、ここで過ごすたった2週間が、わたしのこれからを大きく支えてくれることを信じている。今はこんな調子です。みんなに会いたいです。そんな鈴です。また、5月に開くパーティーで、こんな日々の記録を展示しようと思っていますので、ぜひ遊びに来てください!今年は5月3日と4日に、大阪は堺でやります。マルシェと、音楽ライブがあるので、お楽しみに!ではまた!check!https://www.instagram.com/reel/DVi2i6PCM0X/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=MzRlODBiNWFlZA==2026/03/09 in Kolkataくどうすず





