
こんにちは。
今日トラックを洗車しました。ずっと寒波の影響で雪がちの天気だったので我慢していたのですが、今日はよく晴れて暖かかったので、洗車ガンで高圧洗浄しました。かなりスッキリしました。
雪道を走ると車がものすごく汚れます。タイヤチェーンや除雪車が路面を削った粉塵と、融雪剤(塩化カルシウム)を含んだ泥水が車体にかかり、それが乾いて真っ白に粉を吹いたようになります。バックミラーやヘッドライト、窓も真っ白に曇るので、ウインドウウォッシャー液が無くなると走行不能になります。
そればかりではなく、この泥水は車体を猛烈に錆びさせます。写真は以前うちで使っていた軽自動車のフロントタイヤの裏側です。この部分は車体の骨格(サイドメンバー)にあたり、衝突時の衝撃吸収に重要な役割を担っています。そこに穴が開いてしまうと、安全性が懸念されてもう使えません。北国では、機械的な寿命よりも先に錆で使用不能になる(心理的な使用不能を含めて)例が多いように感じます。主観ですが、錆に弱いのはまず軽乗用車、次に小型乗用車です。軽トラックは、かなり錆に強いです。独立したフレームを持っていることや、亜鉛メッキ鋼板を使用することにより、錆びにくく、錆びても車体強度が落ちずに使用できます。
このような北国の事情は、軽トラックに積載する荷箱を作る際にも考慮する必要があります。鉄製の部品はすぐ錆びるので使えません。それで、アルミとポリカーボネート、ステンレスで荷箱を作成しました。これで、北国ばかりでなく、潮風を受ける漁港、土埃の多い農場などでも錆びずに使用できます。水をかけて丸洗いできますし、消毒用にアルコールなどを吹きかけても平気ですから、キッチンカーを作ると衛生的でいいかもしれません。





