春は子猫が産まれる季節です。お母さん猫が子猫達にお乳をあげている姿は、それはそれは癒されるものですよね。もう目尻が下がりっぱなしです。でもでも、野良猫だと、この猫たちの何匹かは死んでしまう運命なのだと、この活動をしていると知ることになります。野良猫の世界のシビアさは、本物で、お母さん猫も割り切っているといいますか。ある程度、子猫を育てていって、「この子猫は生きる力が弱い」と判断すると生きる力の強い子猫を重点的に育てていって、弱い猫は見捨てる姿勢なんです。そうでなければ、生きていける猫まで死ぬことになってしまうから。それって、すごいシビアな世界ですよね。納屋で子猫たちを見つけた時に、ものすごいボロ雑巾のようになっている黒猫を見つけました。競走に敗れてしまった子猫です。その猫は、私たちが餌をあげ続け、太ることができて(生き延びることができて)餌も自分でとれる力をつけるようになってきましたが、野良猫の世界のシビアさを肌で感じました。この写真の中の子猫たちも、おそらく乳を上手に飲めない子は排他されるでしょう。しかし私たちが餌を定期的にあげて、親猫が乳を十分にあげることができるならば、全部の子猫は生き残れる。それならば、餌をあげ続けてもいいじゃないか、と、思う限りです。今日も朝と晩に、野良猫&地域猫に餌をあげています。






