目標額達成後も、ご支援が途切れることなく続いていて、有り難く思っています。喜美子さんの息子さんが、知り合いの方々に、手紙で支援を呼びかけてくださいました。そのおかげか丹波の方々からよく連絡が入る様になりました。昨日は喜美子さんの幼馴染で、小さい頃からよく遊んだという91歳のご夫婦が、突然訪ねてこられました。喜美子さんの手づくり絵本を見せたら「こんなん作れるモンは周りにおらんかった。」と感動され、ぺージをめくる度に「こんな生活やった。よう覚えて描いとるなぁ」としみじみ。「死んでも慕われて、絵本出してもらえるなんて、きみちゃんしあわせモンやなぁ」と目頭を押さえておられました。喜美子さんもこの場に居るような…優しい時間が流れました。今回のプロジェクトのおかげで、貴重な出会いが生まれています。
皆様の温かいご支援で、プロジェクト開始2週間で目標額を達成できました!心より感謝申し上げます。5/23まで支援の受付は続きます。それからもご支援して頂けましたら、印刷部数を増やし、更に沢山の方々に「おばあちゃんの太平洋戦争」を読んでいただけるように、広めていきます。引き続きよろしくお願いします。
丹波篠山市の喫茶美貴で、喜美子おばあちゃんの手づくり絵本展が始まりました。生前コーラスで仲良くされていた畑美智子さん。このお店の元オーナーで、一昨年の夏も喜美子さんの作品展をしてくださいました。その時新聞記事になり、遠方から沢山の方が、読みに来てくださいました。喜美子さんはその時の思い出が嬉しくて、「もう一度、お店で絵本展をさせて。」と畑さんに頼まれていたそうです。思いもよらず今年の1月に急逝され、「喜美子さんとの約束を早く果たさなければ…」と、畑さんはずっと責任を感じておられたようです。そして実現しました。5月末までの予定です。喜美子おばあちゃんの44冊の手づくり絵本を、手にとって読んで頂けます。冊数が多いので、途中入れ替えもあるそうです。喫茶美貴丹波篠山市郡家846電話079-552-3480営業10時〜17時
支援金100万越えました!印刷所と入稿の打合せをしました。いよいよ出版に向けて、一歩を踏み出します!写真は昨秋、たんば手づくり絵本20周年展をした植野美術館での喜美子おばあちゃん。車椅子に乗って介護施設の皆さんと一緒に団体で来廊され、ご自身の作品の前でピース!このプロジェクトの状況を眺めつつ、今もきっとピースされているかな。丹波市の9条の会からの支援もありました。喜美子さんの戦争体験絵本の持つ社会性の大きさを感じます。全国の見知らぬ方々からの支援も沢山集まってきています。平和を願う皆さんが手を取り合って、喜美子さんの絵本を世に出そうとしてくださっています。心より感謝申し上げます。
喜美子さんは90歳近くになっても、指先が器用で、細かい作業も得意でした。今回出版する「おばあちゃんの太平洋戦争」も、中表紙が新聞ちぎり絵てす。リターン(返礼品)にもこの絵はがき3枚セットを付けています。お口も達者で、皆で制作する時も賑やかにお話され、場が弾みました。…ちょっと自慢話が多かったですが(笑)…でも、ちゃんと手も動いていて、どんどん作られました。近所のご婦人達を集めて、新聞ちぎり絵教室をされたり、地元の小学校の「達人に学ぶ」という機会に、小学5年生とちぎり絵作りをされました。子どもたちに「きみまろ」と呼ばれ、「きみまろ長生きしてネ」と人気がありました。お家に「サインして〜」と立ち寄った子どもたちもいたとか。子どもの名前を入れようとして、キラキラネームに「どんな字書くの?」と、大変だった…と嬉しそうに話されていました。「新聞を読んで、その後絵の具代わりにしてカラーぺージをちぎり絵にするの。新聞の超有効活用ね。」と、目を輝かせておられました。今日支援者様数が100人越えました❢ありがとうございます。





