喜美子おばあちゃんの戦争体験絵本を出版:80年目の証言

70歳から絵本を作り始め、今年1月に90歳で亡くなった喜美子おばあちゃんの生きた戦争体験絵本を出版し、次世代に届けたい。 今年戦後80年で、終戦記念日の8/15までに書籍化したい。

現在の支援総額

1,878,000

156%

目標金額は1,200,000円

支援者数

209

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/04/14に募集を開始し、 209人の支援により 1,878,000円の資金を集め、 2025/05/23に募集を終了しました

喜美子おばあちゃんの戦争体験絵本を出版:80年目の証言

現在の支援総額

1,878,000

156%達成

終了

目標金額1,200,000

支援者数209

このプロジェクトは、2025/04/14に募集を開始し、 209人の支援により 1,878,000円の資金を集め、 2025/05/23に募集を終了しました

70歳から絵本を作り始め、今年1月に90歳で亡くなった喜美子おばあちゃんの生きた戦争体験絵本を出版し、次世代に届けたい。 今年戦後80年で、終戦記念日の8/15までに書籍化したい。

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このプロジェクトが公開されてから1週間。沢山のご支援を頂き、目標額の内の絵本印刷代に到達しました。プロジェクト公開中に、印刷所へ入稿しなければならず、やや不安でしたが、ここまで支援が集まれば、安心して入稿できます。ありがとうございます。リターン(返礼品)に、「絵本10冊とワークショップと絵本の読み聞かせ会」を選んでくださった支援者が、現在2名おられます。その方々と電話で打合せをしました。一昨年の夏、兵庫県立芸術文化ホールで戦争関連の朗読劇があり、その時ロビーに喜美子おばあちゃんの手づくり絵本を展示してほしいとの依頼がありました。その時初めて絵本を読まれた今回の支援者さま。ロビーに誰もいなくなってもそこから動くことができず、涙しながら喜美子さんの絵本を読み続けられたそうです。その後喜美子さんに連絡を取られ、作品展やお話会、講演会があると遠方より足を運ばれました。もうお一人も喜美子さんの大ファンで交流があり、遠方から足を運ばれ、作品展で複製本を販売したとき何冊も購入してくださいました。図書館や子どもたちの集まるところで読み聞かせをされているそうです。どんどん喜美子おばあちゃんの絵本が読みつがれ、日本全国に広まっていくような気がします。


喜美子おばあちゃんの最後の作品になったのが、「きみこ 90才」1年前の4月、5月に90才迎えるから…と張り切って制作されていました。いわゆる自分史絵本。お母さんが自分でへその緒を切ってこの世へ産み出してくれた。米の研ぎ汁をガーゼに含ませて、お乳代わりに飲ませてくれた。結婚、出産…孫…曾孫…と。そして働き盛りの次男さんの突然の死。亡くなる3日前に息子さんから電話があり、長話したことを一冊の絵本にされています。そして、数え切れないくらいの趣味いろいろが綴られ、ラストページは「90才 万才!」と似顔絵で締めくくってあります。戦争下での生活を描いて、平和を願う手づくり絵本は10冊ありますが、他にも40冊ほどあります。抱腹絶倒の絵本…ハンカチ無しでは読めない絵本…試行錯誤を繰り返した立体しかけ絵本…などなど精魂込めて手づくりされていました。そんな喜美子さんの絵本展が、丹波篠山市の「喫茶美貴」で、4/26〜5月末まであります。手づくりの絵本を手にとってご覧いただけます。


慣れぬ操作で、支援者さまのお名前を中々確認することができなくて焦っておりました。周りの人たちに助けられ、ようやく昨夜からSNSでつながっている知人に御礼メッセージを出し始めました。するとまた、喜美子おばあちゃんの思いをキャッチするようなメッセージが次々返ってきました。一部を紹介します。◎世界でおこる戦争に対して、直接的に何もできない私達ですが、この絵本を通して、少しでも多くの方に戦争を自分事に感じてもらい、戦争のない世界の実現に繋がっていったらいいなと思います。◎いつまでも子や孫達の命の心配がない日常であってほしい。自然災害や病や事故や何かしらの心配は尽きないけど、戦争ほど無意味なものはない!喜美子さんの強い気持ちと、そのタスキを受け取ったあなたを応援します!元気づけられます。みんなの思いが集まって、大きな力となっていくのを実感しています。今日は喜美子さんの百か日の法事でした。喜美子さん、見ていてくださいね!


一般公開5日目にして64%達成❢1週間で40%いったらいいね…と話していた私達には驚異の数字です。今日まで74人の方々に支援してもらっています。一人一人の気持が集まると、こんなにでっかくなる❢…を実感しています。朝日新聞、神戸新聞、そして4/17に丹波新聞に取材してもらった記事が載りました。途端に電話の問い合わせが増えました。高齢者施設からも「利用者さんが読みたいと言われているので、支援します!」と。喜美子おばあちゃんと同世代の方々から、小学生まで幅広い年齢層にアピールする絵本です!地元丹波や近畿地方はもちろんのこと、青森や福岡など遠方の方々からもご支援頂き、クラウドファンディングの広まりを感じます。支援ばかりでなく、手づくり絵本に興味を持ってくれた若人もいて、このプロジェクト立ち上げてよかったな…と思います。皆様、この後もご支援よろしくお願いします。


今回のプロジェクトを読んで初めて喜美子おばあちゃんが亡くなられたことを知る人もいました。90歳まで元気で、絵本づくりだけでなく、新聞ちぎり絵、コーラス、短歌、川柳…いろいろなことを精力的にされていました。地元の小学校へ新聞ちぎり絵を教えに行かれ、子どもたちからは「きみまろ」と呼ばれ、人気がありました。そんな元気な方でしたから、突然の訃報は驚かれたようです。今日、神戸新聞に今回のプロジェクトの記事が載り、連絡先に私の電話を書いてもらっていたので、電話が相次いでかかってきました。「喜美子さんと高校の同級生だったけど、こんな素晴しい絵本を書いていたとは知らなかった…」とか、「あんなに元気いっぱいだった人が、私より先に逝くなんて…」とか。そして、手続きわからんけど…支援したい。との有難い申し出。喜美子さんの広い交流関係を実感し、クラウドファンディングで資金を呼びかけてよかった!と思いました。今日も沢山のご支援に感謝します。 


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