
腫瘍用人工関節と一般的な人工関節の違い 2025年8月18日
娘の骨肉腫が発覚し、これまでの治療として、数種類の抗がん剤治療と膝の人工関節置換術をやってきました
また、右足が人工関節になる事により、先生からは全力で走る事や激しいコンタクトスポーツ(柔道やラグビー・サッカーなど)をできないと宣告されました
なんとかソフトボールや空手を病気前の状態に近づくぐらい全力でできないかと思い、今回のクラウドファンディングプロジェクトを立ち上げました!
その後、知人などに人工関節になる事でスポーツができない・できにくい事になると話をしていると
『大丈夫!私の知り合いの人、人工関節の人いてるけど今はばりばりテニスしてる人いるよ』『だから娘さんも大丈夫!』
『you tubeで人工関節の男の子、力強い素振りしてたよ、中学生の男の子は膝の人工関節で3000m走ってたよ』
など励ましの言葉をたくさんいただきます。ありがとうございます
しかし、次女の腫瘍での人工関節とスポーツ等で膝を痛めての人工関節は大きく違います
Q:腫瘍用の人工関節と通常の人工関節との違いは何ですか?
A:関節の表面だけを削って人工物に置き換える通常の人工関節に比べて、腫瘍用人工関節は、広範囲に切除した悪い腫瘍部分を補わなければならないことが一般的であるために、より大きなものになります。
多くの骨と筋肉を切除するのが腫瘍用人工関節の為、より日常に戻る事、走る事、運動する事が難しいとされております
もちろん、どちらの人工関節も術後は長期間のリハビリが必要となり、日々の生活に多少の支障はでてきます。
今回は『人工関節でも違いのある人工関節がありますよ』という記事になります。決して、軽い、重いとかを訴えているのではありません。どちらも術後は大変です。ただ、認識としてそういう2つのパターンがある事を知っていただけたらなという思いです。
人工関節の違い
実際の人工関節のレントゲンまた、人工関節は体の内部の器具ですから、外見(例えば服を着たりしている)からは全くわかりません。ですので、火事が起こったり、地震などの災害が起こったりした場合、走ったり、しゃがんだり、迅速に動く事ができない事もあります
全力で走る事だけでなく、この点も課題として取り組んでいきたいと思っております。
早くて、今月中に退院できそうです
決して良い退院ではないのですが、やるべき事はすべてやっていただいたと思っております。病院・先生・看護師さんには本人・親と感謝しております。退院してすぐの学校という訳でなく、自宅療養をしながら状況をみて学校にも復学する予定です。
ご支援・ご声援、本当にありがとうございます
追伸:9月4日に補助器具に製作会社、ダイヤ工業株式会社様とサンプル器具の装着・面談を予定しております!
また、10月には次女を連れて、岡山にあるダイヤ工業本社に連れて行き、あらゆるデータを測定ししてもらいます。
こちらも随時、活動報告させていただきます!





