
感謝と次なる挑戦
皆さまの温かいご支援のおかげで、当初の目標を超え、ネクストゴール230万円も達成することができました。カルタづくりに取り組む中学生の笑顔や、島と島、人と人がことばで繋がる「島のことばキャラバン」。「島のことば」に、私たちは大きな希望を感じています。
心からの感謝を込めて。すでぃがぷー!
私たちはさらに大きな挑戦として【280万円】を目指します。
「島のことば」が紡がれてきた唄
かつて多良間の古謡は、特別な行事だけでなく、日常の暮らしの中で自然に唄われてきました。
畑に立ちながら、海に漕ぎ出すときに、夕暮れの集落で―。
そこには島の風景や祈り、仲間との笑い声がありました。
古謡はまさに、島の人々が生きた証であり、“島のことば”そのものです。
しかし今、歌の意味をことばとして理解できる人は少なくなり、途絶えてしまう危機にあります。
国の重要無形民俗文化財に指定されている「八月御願(八月踊り)」で奉納される民俗踊りの「ユリ゚ツキㇲ」。
農耕などの生業に関する祭祀神事の一部であり、神に捧げて民もこれに和して楽しむ芸能として伝わっているもので、穀物類を調整するしぐさで踊り、音曲も、穀税を完納して祝うことを意味する多良間島の代表的民謡「たらまゆ-」によって演ぜられている(多良間村HP内八月踊の紹介より抜粋)

世代をつなぐリレー
これまで中学生は「たらまふつカルタ」をつくり、遊びながら島のことばを残す挑戦をしてきました。
そして次は、青年会や若者たちが古謡を受け継ぎます。
・地域の先輩方から古謡を習い、唄い継ぐ。
・青年たちが声を合わせ、録音する。
・QRコードを通じて、その歌声を誰もが聴けるようにする。
子どもたちが「カルタ」でことばを残し、若者たちが「古謡」で声を残す。
これは、世代を超えたバトンリレーです!
古謡を手にとれる商品に
私たちが形にするのは「古謡を暮らしの中に残す商品」です。
・古謡ポストカードセット
表面は古謡の一節を島のことばで。裏面には訳と解説。QRコードから、地元青年が唄う古謡を聴くことができます。(構成を変更する可能性があります)
・しおりやアートカード(小さいポスター)
本の間から、暮らしの片隅から、ふと島の歌が響く。日常の中で古謡と出会える工夫を込めます。
【プロジェクトスケジュール(2026年1月〜3月)】
・1月:青年会とワークショップ開始。先輩方から古謡を習い、練習を重ねる。商品デザイン調整。
・2月:古謡を録音収録。ポストカード・しおりの試作制作。進捗を支援者に報告。
・3月:商品完成・発送準備。多良間での報告会、オンライン成果発表を実施。
ご支援金の使いみち
・古謡の収録・録音機材レンタル
・地域の先輩方への謝礼、青年会との連携費用
・ポストカード・しおり等の商品デザイン・印刷費
・QRコード配信システムや著作権関連費用
・記録映像・冊子の制作
・キャラバン活動との連動(島外での普及)
最後に
カルタを生み出した子どもたち。
古謡を受け継ぐ青年たち。
その姿を見守り、未来へ託す地域の大人たち。
一つひとつの声、一つひとつの歌が、島の記憶をつなぎます。
どうか、このリレーに伴走してください。
ネクストゴール280万円。
引き続きの応援を心からお願いいたします!
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目標150万円達成のご報告と、次なる一歩へ
たくさんのあたたかいご支援をいただき、本プロジェクトの当初目標であった150万円を達成することができました。皆さまのおかげで、子どもたちと一緒に作る「たらまふつカルタ」は完成に向かい、島のことばを未来へつなぐ希望のかたちが、少しずつ姿を見せはじめています。
本当にありがとうございます。スディガプー!
このプロジェクトは“ゴール”ではありません。
私たちは、カルタを完成させただけで満足したくはありません。この島のことばを、暮らしの知恵を、想いを、今度は“届ける”番です。
それもただ「発表する」だけではなく、島と島、人と人、ことばとことばが、まっすぐに出会う場をつくりたい!
ネクストゴール:230万円に挑戦します!
そこで、次なる挑戦としてネクストゴール【+80万円】、合計230万円の新たな目標にチャレンジさせてください!
島のことばキャラバンとは?
「島のことばキャラバン」は、完成したカルタや方言紙芝居・絵本を手に、多良間島から琉球弧の島々へ、“ことばを届ける旅”に出るプロジェクトです。
このキャラバンでは、ユネスコの「消滅危機言語」に指定されているたらまふつをはじめ、同じように言葉の継承に課題を抱える琉球弧の島々を訪れます。各地の方言をめぐる取り組みと出会い、語り合い、互いの経験や想いを共有しながら、「ことば」を軸にした島々の横のつながりを育んでいきます。
地域住民同士が出会い、語り合い、“ことば”という共通点で、島を越えて心を通わせる。そんなあたたかく希望に満ちた時間を、琉球弧のあちこちで生み出していきたいと考えています。
“言葉が消える”という現実の中で、それでも「残したい」「伝えたい」と願う人たちの想いに寄り添いながら、島のことばキャラバンは、言葉と人を未来へつなぐ旅を続けます。
【開催スケジュール(予定)】
2026年5〜6月 宮古島
2026年5〜6月 沖縄本島(那覇市内など)
2026年8月〜 琉球弧の島々(徳之島・沖永良部島などを予定)
【実施内容(予定)】
①たらまふつカルタ・方言パネル展示:島のことばや暮らしを伝える展示空間を演出
②方言紙芝居・絵本の読み聞かせ体験:“たらまふつ”の響きを五感で楽しむ時間
③地域住民どうしの交流プログラム:他の島や地域のことば・文化と出会い、互いに学び合う
④多良間の取り組み紹介セッション:子どもたちと共に作ったカルタ、方言教材、島での継承の工夫を紹介“こんなことが島でできるんだ”と希望を共有
「たらまふつ土産」も開発します!
このキャラバンに合わせて、「たらまふつ入りポストカードセット」など、言葉の温度や記憶を持ち帰ってもらえる“たらまふつ土産”も制作します。
ネクストゴール(80万円)の使いみち
・会場費・備品:宮古・那覇・琉球弧地域での展示・交流会場など
・展示物制作:パネル印刷/解説ボード/QR音声設置など
・お土産開発:試作・印刷・パッケージ費・素材開発
・PR・通信費:パンフレット、SNS素材、プロモーション
あなたの応援で、次のステージへ
「島の言葉を残したい」その願いからはじまったこのプロジェクトは、いま、「島の言葉で、つながりをつくりたい」という次の段階へ進もうとしています。かつてのように、島と島が船でつながっていたように。今度は“ことば”で、人と人、島と島をつなぐ。
その一歩に、ぜひあなたの力を貸してください。
たらまふつが旅をする。島の声が届く。そして、また誰かの心に、小さな火が灯る。
このキャラバンは、まだ見ぬ誰かに“たらまふつ”が届く旅です。その旅の仲間に、ぜひなってください。
応援、よろしくお願いいたします!
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島の言葉を未来へ。
こんにちは。「たらまふつカルタ(多良間方言カルタ)プロジェクト」チームです。
このプロジェクトは、「島の言葉を100年先まで残したい」
そんなひとりの願いから、動きはじめました。
島の言葉が、だんだんと使われなくなっている今。方言はただの“古い言葉”ではなく、先人たちが自然や暮らしとともに紡いできた、ふるさとの記憶です。
私たちはその言葉を、次の世代に手渡していくために、中学生たちと一緒に「たらまふつカルタ(多良間方言カルタ)」と「LINEスタンプ」をつくることにしました。
…と、ここまででも少し長いかもしれませんが(笑)、それだけに、私たちの想いはとても強く、深くあります。
どうか、15歳の願いに耳を傾けていただけたらうれしいです。
ふるさとの音を、未来へ――。あなたと一緒に届けたいのです。
「言葉でつなぐ島の未来」
このプロジェクトは、多良間島の方言をずっと残していくために、「たらまふつカルタ(たらま方言カルタ)」と「LINEスタンプ」を作って、島の中や外の人たちにも使ってもらうことを目指しています。
一番のポイントは、中学3年生の子どもたちと一緒に進めていることです。子どもたちは、島の言葉の意味や大切さを学びながら、自分たちで読み札を考えたり、声の録音にもチャレンジします。
この活動は、ただの学校の授業ではなく、「島の子どもたちが、自分たちの島の未来について考えて行動する大切な経験」になります。
多良間方言かるたとLINEスタンプを通じて、多良間島の方言を「守る」だけでなく、「使う」ことを促進し、地域コミュニティの結びつきを強めることを目指します。

ユネスコが警鐘を鳴らす、たらまふつのいま
実は、多良間島の方言(たらまふつ)は、ユネスコ(国連教育科学文化機関)によって「消滅の危機にある言語」として分類されています。
現在、日本国内でも多くの方言や少数言語が危機的状況にあり、多良間方言もその一つです。
特に若い世代では、方言を「聞いたことはあっても話せない」という子が増え、このままでは数十年後には話者がいなくなる可能性があると言われています。
方言は、単なる言葉ではなく、その土地の文化、歴史、暮らしの知恵、そして人のぬくもりを宿した“生きた文化”です。
だからこそ今、子どもたち自身がその言葉にふれ、自分の声で未来につなぐことに、かけがえのない意味があるのです。
沖縄県で唯一「日本で最も美しい村」
未来につなぎたい、方言と文化が息づく島・多良間
多良間島は、沖縄県宮古諸島にある小さな島です。島をぐるりと囲む美しいサンゴ礁、透き通った青い海、広がるサトウキビ畑。そこには、手つかずの自然と昔ながらの暮らしが今も残っています。
多良間島は、沖縄県で唯一「日本で最も美しい村連合」に加盟しており、さらに「日本農業遺産」にも登録されています。これは、風や水、土をうまく使って育てるサトウキビや伝統的な農の知恵が高く評価された証です。
また、国の重要無形民俗文化財に指定されている「八月踊り」は、島民が一丸となって踊りや歌を披露する伝統行事。島の方言や言い回しも色濃く残っていて、それらは島のアイデンティティを支える大切な文化です。
一方で、日常の中で方言を使う機会はだんだんと減ってきており、特に若い世代にとっては、方言にふれる場が少なくなっています。方言は、島の文化を「知ること」「守ること」「伝えること」に欠かせない大切なカギであり、今こそ改めてその価値を見直す必要があります。
だからこそ、私たちは「多良間の言葉と文化を、次の世代へとつなぎたい」と考えました。このプロジェクトは、島の中学生とともに、たらまふつカルタ(多良間方言カルタ)やLINEスタンプをつくり、島の宝を未来に残していく挑戦です。

中学生とともに挑む「方言かるた」と「LINEスタンプ」プロジェクト
みなさん、はじめまして。多良間島出身の波平 雄翔(なみひら かずと)と申します。
私は、「島を、若者が夢を叶えられる場所にしたい」「住む人が幸せに暮らし続けられる島にしたい」という思いを胸に、Uターンしてふるさとでの活動を始めました。
私たちの多良間島は、沖縄県で唯一「日本で最も美しい村」に選ばれた島です。美しい自然とともに、伝統文化や「島のことば」が今も大切に守られています。けれども、この“ことば”が、いま静かに失われつつあります。
方言を耳にする場面は年々減っており、話せる人も限られてきています。高校進学を機に島を離れる子どもたちは、「聞いたことはあるけれど、自分では話せない」という状態になってしまうことも少なくありません。
ことばが消えるということは、文化が消え、記憶が消え、そして島の“心”が失われていくことでもあります。私はこの現実を「しかたない」とあきらめたくありません。

だからこそ、「島のことばを100年先まで残したい」という思いから、
・「多良間方言カレンダー」の制作と無償配布
・「スディガプーTシャツ」を通してしまの言葉と文化普及
・中学生への継続的な寄付と支援(特に“15の春”を迎える子どもたちへ)
こうした活動を少しずつ積み重ねてまいりました。
そして今、未来を担う“15歳の挑戦”とともに、新たな一歩を踏み出します。
それがこのクラウドファンディング、「たらまふつカルタ(多良間方言カルタ)」と「LINEスタンプ」を、島の中学生たちと一緒に作るプロジェクトです。
これは単なる“モノづくり”ではありません。子どもたちが、自分の島と向き合い、自分の声で伝え、未来を自分たちの手でつなごうとする取り組みです。
島のことばを未来へつなぐため、ふるさとを「自分の声」で守ろうとする15歳の姿を、どうか応援していただけたら幸いです。

なぜ今、子どもたちと一緒に取り組むのか?
このクラウドファンディングのもう一人の主役は、「15の春」を迎える多良間中学校の3年生たちです。
多良間島では、多くの子どもたちが中学校を卒業すると、進学や進路のために島を離れ、本島や県外で新たな生活を始めます。だからこそ、卒業を迎えるこの時期に、「自分が育ったふるさとと向き合う時間」を持つことには、とても大きな意味があります。
今回の取り組みは、方言を守る文化継承の活動であると同時に、
・自ら地域の課題を見つけ、
・島の人たちと話し合い、
・自分の言葉で発信し、社会に働きかけていく
という、探究的な学びの機会でもあります。

そして何より、このプロジェクトを通して育まれるのは、「ふるさとに誇りを持つ力」「自分の声で社会とつながる力」です。
子どもたちは、読み札づくりや録音などの活動を通して、ただの参加者ではなく、「島の言葉の担い手」となり、やがて「島の未来の語り部」へと成長していきます。
私たちは、そんな子どもたちの本気に全力で応えたいと思っています。
このクラウドファンディングは、単なる“支援のお願い”ではありません。島の心を、未来につなぐための挑戦です。どうか、子どもたちとともにこの歩みに力を貸してください。

《プロジェクトメンバー紹介》
このプロジェクトは、多良間方言を未来に残すために、多くの仲間や地域住民とともに取り組んでいます。
◼︎下地 賀代子(しもじ かよこ)
沖縄国際大学 総合文化学部 教授。琉球・沖縄の言語・文化研究を専門とし、特に南琉球の方言の継承に尽力。多良間方言の保存と活用についてのアドバイザーとして本プロジェクトに参画。

◼︎絵本作家 sava / のはら みずき
絵本作家・イラストレーター。沖縄市地域おこし協力隊を経て絵本作家に。多良間方言カルタのデザインおよびLINEスタンプのイラスト制作を担当。多良間の自然や文化を色鮮やかなタッチで描き、親しみやすい形で伝える役割を担う。

なぜ「カルタ」と「LINEスタンプ」を制作するのか
今回のプロジェクトで制作する「たらまふつカルタ(多良間方言カルタ)」と「LINEスタンプ」は、地域の言葉を守り、使い続けるための大切なツールです。
制作にあたっては、多良間方言辞典やこれまでの方言カレンダーなどを参考にしながら、子どもたち自身が言葉の意味を調べたり、保護者や地域の方々に話を聞いて、読み札を一つひとつ考えていきます。
【カルタの特徴と目的】
カルタは、遊びながら学べる、最高の学びの道具です。子どもから大人まで一緒に楽しめるだけでなく、世代を超えたコミュニケーションが生まれます。学校や家庭で使うことで、自然と方言に親しみ、言葉を未来につなげる力になります。
・48絵柄のオリジナルデザインで、多良間島の風景や文化を反映した内容に。
・500セットを制作し、学校や地域施設へも配布予定。
・標準語訳と例文も添え、誰でも楽しく学べる内容に。
読み札にはQRコードを掲載し、スマホで読み取ると、子どもたちの声で方言が再生されます。 読むだけでなく、「聴く」「話す」ことで、言葉がより深く心に残ります。



【LINEスタンプの特徴と目的】
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LINEスタンプは、日常的に方言を使うきっかけになります。
今やSNSやメッセージアプリは、私たちの生活に欠かせない存在となっています。そんな中で、LINEスタンプは、気軽に方言を使える便利なツールです。
特に、進学や就職で島を離れた若者たちにとっては、「方言を忘れないための橋渡し」として、大きな意味を持っています。スタンプを通して、方言が日常の会話に自然と息づくような環境をつくっていきたいと考えています。
・カルタと共通のデザインを使用し、視覚的な統一感を演出。
・日常会話で使いやすい表現を厳選し、全16種類のスタンプを制作。
・島内外を問わず、多くの人が方言に親しめるよう、SNSやメッセージアプリでの活用を広げていきます。
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方言を未来へつなぐには、まず「身近にあること」「日常で使うこと」が大切です。カルタやLINEスタンプを通して、子どもたち自身が島のことばの“使い手”となり、方言を“身近で、楽しく、かっこいい文化”として次の世代へ受け継いでいくことを目指しています。
ことばが生きる島へ。未来は、子どもたちの声からはじまります。
方言カルタができたら、こんなことしたい!〜みんなで遊んで、話して、方言がもっと好きになる〜
せっかく作った「たらまふつカルタ(多良間方言カルタ)」、つくって終わりじゃもったいない!子どもも大人も、観光客も地元の人も、みんなが一緒に楽しめる“たらまふつカルタ(多良間方言カルタ)大会”を開きたいと考えています!
▶ 観光客も地元の人も一緒に楽しめるイベントに!
多良間島に遊びに来た観光客の方が、地元の人と一緒にカルタを楽しむことで、方言や文化を学びながら、自然と交流が生まれます。事前にミニ方言講座もあるから、初めてでも大丈夫!
・観光客にとっては「方言にふれる学びの場」
・地元の人にとっては「伝えることが誇りになる場」
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▶ 子どももおじいもおばあも、みんなが主役!
小学生からお年寄りまで、みんなが一緒にかるたで遊ぶことで、世代をこえたつながりが生まれます。年配の方が教えてくれる“昔の言い回し”や“使い方”を、若い世代がしっかりと受け取る、そんなあたたかい場にしたいです。
・島のおじいやおばあが大会をサポート!
・意味の解説や方言での会話タイムも!
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▶ 毎年の恒例イベントに!
一度きりじゃなくて、毎年の恒例行事にしていきたい。子どもたちが成長しても、カルタを囲んで笑い合える島に。「気づけば方言が身についてた」そんな日常を作りたいです。・毎年参加するたびに方言がうまくなる!
・地域のつながりが深まるコミュニケーションの場に!
なぜクラウドファンディングに挑戦するのか?
あなたの“スディガプー”(ありがとう)に、嬉しいリターンをお届けします。
「たらまふつカルタ(多良間方言カルタ)」プロジェクトの実現には、多くの応援が必要です。
今回のクラウドファンディングでは、その一部をご支援いただくために、制作応援カンパのほか、限定ステッカーや「スディガプー」Tシャツ、方言カレンダー、カルタ本体、そして講座参加チケットなど、多彩なリターンをご用意しました。
どれも今回だけの限定アイテムです。ぜひ、子どもたちとつくる「ことばの未来」づくりにご参画ください。

プロジェクトのスケジュールについて
このプロジェクトは、2025年5月から始動し、すでに中学生たちによる方言の収集や読み札の制作、音声収録などが完了しています。今後は、クラウドファンディングを通じて制作費を集め、カルタの完成・普及を目指します。

なぜクラウドファンディングに挑戦するのか?
―方言を「残す」から「使い続ける」文化へ ―
今回、私たちは「たらまふつカルタ(多良間方言カルタ)」と「LINEスタンプ」を制作し、地域の言葉と文化を未来へつなげるために、クラウドファンディングに挑戦することを決めました。
その理由はとてもシンプルです。方言を守り、伝える活動には、地域の力だけでは届かない壁があるからです。
これまで、地域の方々や多良間ファンの皆さんと一緒に、「多良間方言カレンダーの制作」や「中学生への贈呈活動」など、小さな積み重ねを続けてきました。
でも、もっと多くの人に、もっと楽しく、方言にふれてもらいたい。そのためには、「遊びながら学べる」ツールとしての「カルタ」や「LINEスタンプ」が、とても大きな力になると信じています。
とくに今回は、かるた制作にかかる印刷・デザイン費、LINEスタンプの開発費、子どもたちと一緒に実施する「たらまふつカルタ(多良間方言カルタ)大会」の運営費など、どうしても必要な費用があります。
このプロジェクトは、私たちだけのものではありません。「ことばと文化を、未来につなぎたい」という想いに共感してくださる皆さんと一緒に、島の宝物を育てていきたいのです。
どうか、この挑戦に力を貸してください。
みなさまの応援が、子どもたちの声となり、方言の灯を次の世代へとつなげていきます。
《資金の使い道》
ご支援いただいた資金は、以下の用途に活用させていただきます。
◼︎カルタ制作費
•48枚の絵札デザイン・印刷・パッケージ制作費
•500セット分の製造費
•読み札の監修・方言辞典や地域住民とのヒアリング費用
◼︎ LINEスタンプ制作費
•スタンプ16種類のデザイン・デジタル化費
•LINEクリエイターズマーケットへの登録・申請費
•方言の表現を正しく伝えるための監修費
◼︎たらまふつカルタ(多良間方言カルタ)大会の開催費
•大会運営費(会場設営・宣伝費など)
•参加者用の教材・パンフレット制作費
※参加費は賞金(あるいは賞品)として使われることはありません
◼︎キャンプファイヤー手数料
◼︎返礼品購入・送料
《あなたの想いが、多良間のことばを未来へつなぎます》

このプロジェクトで目指しているのは、ただ方言を「守る」ことではありません。ふるさとのことばが、これからも“生きて使われ続ける”こと。
子どもたちがカルタを囲んで笑い合い、島を離れた若者がLINEスタンプで方言を送り合い、おじいやおばあが、孫にそっと言葉を手渡すような、あたたかな光景を、未来にも残していきたいのです。
言葉が息づく場所には、きっと、心もつながる。だからこそ、私たちは“遊びながら学べる”カルタとスタンプで、多良間の方言をもっと身近なものにしたいと願っています。
どうかこの想いに、力を貸してください。あなたの応援が、島の声を未来へ運ぶ風になります。
最新の活動報告
もっと見るたらまふつカルタ、ついに完成しました!
2025/10/19 19:54たくさんのご支援と応援をいただきながら進めてきた 「たらまふつカルタ(多良間方言カルタ)」が、ついに完成しました!本日、完成したカルタが手元に届き、胸がいっぱいになりました。手に取った瞬間、これまで子どもたちが一生懸命に取り組んできた日々、地域の方々の協力、そして全国から寄せられた皆さまの温かい想いが重なり合い、一つの形になったことを感じました。支援してくださったすべての方々に、心から感謝申し上げます。中学生たちは、地域の方々に話を聞きながら、方言の意味を調べ、一つひとつ丁寧に読み札を考えました。絵札には、多良間島の自然や文化、そして島の人々の暮らしが生き生きと描かれています。遊びながら学べるこのカルタは、世代を超えて島のことばに親しみ、未来へつなぐ大切な宝物となりました。その中の一枚には、こんな言葉があります。「べーたが たらまずまー かぎずま」(私たちの多良間島は美しい島だ)この一文は、子どもたちが心から誇りに思うふるさと・多良間島の美しさを表しています。皆さまの応援があったからこそ、この言葉が今、子どもたち自身の声として未来に響こうとしています。これから、子どもたちの手元にこのカルタを届ける準備を進めています。生徒たちが笑顔でカルタを囲み、声を出して「たらまふつ」を読み合うその瞬間を思うと、胸が高鳴ります。地域の方々と一緒に開く「たらまふつカルタ大会」も、今からとても楽しみです!そして!ぜひ皆さんにも、このカルタを一緒に楽しんでいただきたいです。ぜひ、僕と一緒にカルタをしに多良間へ遊びに来てください!海の風を感じながら、島のことばで笑い合う時間を、皆さんと共有できたら最高に幸せです。さらに、日常でも“たらまふつ”にふれていただけるよう、LINEスタンプも販売中です!▶ ご購入はこちら https://line.me/S/sticker/31764931「ありがとう(すでぃがぷー)」「さようなら(あとぅからなー)」など、島の日常のことばをかわいいイラストと共にスタンプにしています。ぜひ日々のやりとりで使っていただければ幸いです。これまで支えてくださった皆さまに、改めて心からの感謝を申し上げます。すでぃがぷー!(ありがとう!) もっと見る「たらまふつ」LINEスタンプ販売開始!!カルタ進捗について!
2025/10/02 19:14いつも温かい応援をありがとうございます!本日は「たらまふつ」プロジェクトの進捗についてご報告いたします・まず、多良間島では昨日まで島の最大行事 「八月御願(八月踊り)」 が行われました。数百年にわたり受け継がれてきた祈りと舞を通じて、改めて島の伝統文化を未来に残していく大切さを強く感じました。この想いは、私たちの活動の原点にも重なっています。その中で嬉しいお知らせです!皆さまからのご支援を力に、ついに 多良間島の方言「たらまふつ」LINEスタンプ を完成させ、本日販売を開始いたしました!「ありがとう(すでぃがぷー)」「さようなら(あとぅからなー)」など、島の日常のことばをかわいいイラストと共にスタンプにしています。ぜひ日々のやりとりで使っていただければ幸いです。▶ ご購入はこちら https://line.me/S/sticker/31764931さらに、もう一つの取り組みである 「たらまふつカルタ」 も現在印刷工程に入っており、完成に向けて順調に進んでいます。お手元にお届けできる日を楽しみにお待ちいただければと思います。今回のLINEスタンプやカルタ制作は、小さな島の「ことば」を形にし、次世代へつなげる挑戦です。改めて、この活動をここまで進めることができたのは、皆さまのご支援のおかげです。心より感謝申し上げます。今後も進捗や活動の様子を随時ご報告してまいります。引き続き、多良間島の文化を未来へと紡ぐ歩みを見守っていただければ幸いです! もっと見る「たらまふつカルタ」、ついに入稿しました!
2025/09/12 15:40皆さま、スディガプー!いつも温かいご支援、本当にありがとうございます。「たらまふつカルタ」制作プロジェクト、ついに、読み札・絵札・外箱を含めたすべてのデータを印刷会社へ入稿いたしました!長い準備期間と、子どもたちの熱意、そして地域の方々の知恵と優しさが詰まったこのカルタ。今回のご報告では、「たらまふつカルタ」に込めた想いやこだわり、そして今後のスケジュールについて、お伝えさせていただきます。読み札に込めた“ことばの命”※こちらの「読み札」は微調整前の状態となっており、最終入稿版ではありません。「たらまふつカルタ」の読み札は、多良間中学校の生徒たちが島のお年寄りや保護者、地域の専門家の方々に話を聞きながら集めた、多良間方言(たらまふつ)をベースに作成しました。ただ言葉を並べるだけでなく、島で実際に使われてきた独特な言い回し、情景が浮かぶような表現、リズム感を大切にしています。中には、生徒たち自身が知らなかった言葉も多く、「この言葉は今はもう使わないけど、おばぁがよく言ってた」といった声も聞かれました。読み札のデザインも、伝統と親しみやすさを両立させるために、見やすいフォントと温かみのある配色、島を感じられるデザインを採用し、カルタとしての実用性も考慮しています。遊んでいる時だけでなく、並べたり飾ったりしても楽しめるような可愛い読み札になっています。さらに、読み札にはQRコードが付いており、中学生や地域の方々による“たらまふつ”の読み上げた音声が埋め込まれています。子どもたちは、言葉の意味や発音を地域の方に教わりながら、緊張しつつも真剣な表情で録音に挑みました。そのひとつひとつに、「伝えたい」「残したい」という思いが込められています。ぜひ、カルタを手にした際には、QRコードをスマートフォンなどで読み取ってみてください。目で読むだけでなく、耳で聴くことで、より深く多良間のことばと文化を感じていただけるはずです。子どもたちの頑張りと、地域のあたたかさを、音からもぜひ体感してみてくださいね。絵札には“子どもたちの目に映る島の風景”を絵札の制作では、多良間島ならではの自然・文化・暮らしの様子を豊かに表現しました。例えば、ヤギや牛、さとうきび畑、海辺の風景、島の伝統行事や唄など…一枚一枚にストーリーがあります。色彩は明るく、でもどこか懐かしさのあるトーンを意識しており、子どもも大人も親しみやすいアートワークに仕上げています。“ことば”と“絵”のつながりを感じられるよう心がけました。外箱は“贈りたくなる、多良間の記憶箱”イメージサンプル①イメージサンプル②外箱は単なるパッケージではなく、「カルタに込めた想いを丁寧に包み込む箱」としてデザインしました。使われる方の手元に届いたときに、わくわく感や島のぬくもりが感じられるよう、デザインにも徹底的にこだわっています。島の色—深い海の青、濃い緑、白砂の輝き、太陽の光—をイメージした配色を施し、長く大切に使える丈夫な素材を選びました。プレゼントとしても喜ばれるような仕上がりです。“たらまふつ”のことばや音、背景にある文化や想い今回の「たらまふつカルタ」には、カルタ本体に加えて、“たらまふつ”のことばや音、背景にある文化や想いをわかりやすく紹介した解説資料も同梱しています。この資料には、プロジェクトに込めた思いや、子どもたちと地域の方々がことばを学び合いながら制作に取り組んだ様子、そして多良間方言の特徴や、日本語にはない“たらまふつ特有の音”の解説などを丁寧にまとめています。カルタを遊びながら、「この言葉ってどういう意味?」「どうやって読むの?」といった疑問が自然と湧いてくるような場面でも、この解説資料がことばの背景や文化を知る手がかりとなり、より深く多良間島を感じることができるはずです。子どもから大人まで、読み物としても楽しめる内容になっており、ご家庭での学びはもちろん、学校や地域での教材としてもご活用いただけます。カルタ、音声、解説資料が一体となった“ことばの文化セット”として、ぜひじっくり味わってみてください。今後の流れ今後は以下のスケジュールで進行予定です。9月中旬:印刷・校正10月下旬:最終印刷・製本・セット作業11月:仕上がりチェック・梱包12月:皆さまのお手元へ発送!また、カルタ完成後は、多良間島だけでなく、琉球弧の島々で行う「島のことばキャラバンと」などでの展示やワークショップも計画しています。方言を「遊び」で学び、そして「知る楽しさ」を体験できるような、地域・世代を越えた取り組みにしていく予定です。完成まで今しばらくお待ちください!LINEスタンプ製作も進めていますので、改めて活動報告させていただきます。引き続き、よろしくお願い致します! もっと見る





アイデアの実現を楽しみにしています。 LINEスタンプは、可能なら、たらまふつの意味も添えてもらえると、誰に対しても使いやすくなると思います。アイデアの一つとしてご検討ください。