このたび、多良間中学校3年生の皆さんへ「多良間方言カルタ」を贈呈いたしました。あわせて、方言カルタ大会も実施しました。
カルタ大会では、読み札が読まれるたびに笑い声が起きたり、「この言葉、おばぁが使ってた!」「意味が分かると面白い!」といった声があがり、教室はとてもあたたかい空気に包まれました。
方言カルタを通して、自分たちが育った島の言葉や文化を“知識”ではなく“体験”として感じる時間になったと感じています。
参加した生徒たちからは自分たちの声にハニカミながら「楽しかった!」「家でもやりたい」「多良間の方言っておもしろいなぁ」といった声も聞かれ、とても喜んでくれていました。
このカルタが、これからそれぞれの道へ進む3年生にとって、ふと島を思い出すきっかけや、自分のルーツを誇りに思える存在になれば嬉しく思います。
今後は、保育園・幼稚園・小学校をはじめとした教育施設へも順次贈呈し、島のことばや文化に触れる機会を広げていく予定です。遊びながら自然と方言に親しみ、世代をこえて島の記憶が受け継がれていく、そんな循環を目指して取り組みを続けていきます。
改めて、制作に関わってくれた皆さん、応援してくださった皆さんに心より感謝申し上げます。これからも、島のことばと文化を未来へつなぐ活動を続けていきます。






