
空き物件だった建物を活用して、新たに酒蔵をつくるという今回の挑戦。
実は、このプロジェクトをスタートするにあたって、まずクリアしなければならない大きな条件が3つありました。
① 酒蔵ってどうやって建てるのか?
② 誰が酒をつくるのか?
③ 製造免許はどうやって取得するのか?
今回はそのうちのひとつ、①「酒蔵ってどうやって建てるのか?」についてお話ししたいと思います。
右も左もわからない私たちにとって、信頼できるパートナーとの出会いはまさに幸運でした。
東京浅草で『木花之醸造所』を運営する株式会社ALLWRGHTの細井洋佑社長からご紹介いただいた工務店さまに、醸造所の設計と施工をお願いすることができました。
また、電気設備や水回り、ガスの工事については、大船渡でお付き合いのあるお取引先の皆さんにご協力いただき、専門性の高い要件を一つひとつ丁寧にクリアしていきました。
この酒蔵の完成には、大船渡に限らず、全国各地の多くの方々の力が結集されています。工事に携わってくださった方々や、設備関係の皆さんには、心より感謝申し上げます。
そして、ここ「みんなのさかぐら」は、ただの醸造施設ではありません。地域とつながり、支援者の皆さんと共に育てていく、ひらかれた場所にしていきたいと考えています。
今後は、地域の食材とコラボした限定酒の開発や、酒蔵見学、試飲イベント、地域イベントとの連携など、ここを拠点にさまざまな交流の場を生み出していきたいと思っています。
次回の活動報告では、②「誰が酒をつくるのか?」というテーマに触れてみたいと思います。
引き続き応援のほど、どうぞよろしくお願いいたします!





