
冨田貴史さんは私たちの暮らしに根ざした幅広い知恵を伝える活動家であり、「冨貴工房」を拠点に、自然と調和した衣・食・住の在り方を実践されている方です。
保養活動「風フェス」では、何年にもわたり一緒に活動してきたご縁があります。
ミツバチをテーマにしたオリジナルの染めTシャツをお願いして制作してもらったこともあり、ものづくりの面でも力を貸してくださっています。
今回のクラウドファンディングでは、冨貴工房との特別コラボとして、「ミツロウ仕立ての麻炭染め地下足袋」と「つっかけ」をリターンにご提供いただきました。
以下は、冨田貴史さんご本人からいただいた、あたたかい応援メッセージです。
はちみつしろう君とお付き合いさせてもらって6年くらいになるのだろうか。
「風フェス」という保養イベントで、福島県内からやってくる親子達にたっぷりはちみつの入ったクッキーを無償でギフトしながら、ミツバチの絵本を紹介したりしていた。
彼の息子と僕の息子はとても気が合うらしく、放っておくと1日中二人で遊んでいる。
そのおかげで、僕はイベント中ゆっくりみそ汁の炊き出しをしたり、放射能対策の食事法について意見交換をすることができている。
環境を守ること、子どもたちの健康を守ること、と並行して暮らしを守り、なりわいを立てていくことの難しさに真摯に挑み続ける姿には、いつも胸を打たれています。
控えめで、押しの強さがまったくない彼の中にある情熱やチャレンジ精神は、ツリーハウスの倒壊によっても、折れることはなかった。
そのことに僕はとても励まされています。
そして同時に、このチャレンジは、個人的な思いだけでなく、怪しい言い方ですが「蜂に動かされている」とも言える気がするし、その流れに僕も全面的に乗りたいと思っています。
(僕が言うまでも全然ないのですが)チャレンジは5月31日で終わるのではなく、ここからみんなで始まっていく。
彼の巣箱に花粉を運んでいく蜂たちのように、僕らの思いをいつまでもしろうファミリーの元につなぎとめ続けていけたらと思っています。






