クラファン公開に伴い、ARES Project を支えるメンバーたちの想いをお届けします。
第10弾は、ロボットアーム制御・電装を担当する、Naosuke。
未経験ながら圧倒的な吸収力で実力を磨いてきた期待のホープ。今では電装チームのリーダーとして中心的な役割を担い、彼なしではロボットアームが動かない!! 最近では一人で開発をぐいぐい進めてしまう姿に、周囲も思わず驚かされることもしばしば。
技術力だけでなく東京班のムードメーカーとしても欠かせない、チームに活気を与えるチャーミングな笑顔と可愛さ満点の包容力が魅力のNaosukeです!!

NAOSUKE : ロボットアーム制御・電装
✴︎ ARES で担当していること
ARESではロボットアームの電装、制御を担当しています。具体的には、プリント基板の設計や、マイコンに書き込むプログラムの開発を行っています。URC2026に向けて、現在は電装システムの再設計や自作マイコンボードの設計をメインで行っています。開発をする上で難しいと感じることは、エラーの原因の発見です。新しい基板とプログラムのテストを行う際、1回で成功することは滅多にありません。そこでデバッグを行うのですが、多数の因子の中からエラーの原因を特定するのは、とても時間がかかります。一方で、その分エラーを解決した時の喜びは、他の何ものにも変え難いものがあります。
ARESで日々活動する上で、ロボット開発のスキルを学ぶことはもちろん、複数のメンバーで1つのものを作り上げるという面白さや難しさも学んでいます。これは自分一人だと絶対に得られない経験なので、ありがたく思っています。また、ARESのメンバーはそれぞれ野心や目標を持っている人が多く、その人たちに自分のモチベーションを引っ張っていってもらえるのも、個人的にはとても感謝しています。

✴︎ 大切にしていること
私の開発におけるモットーは「丁寧な開発」です。例えばプリント基板の設計においては、各部品の配置や配線の引き方一つ一つに意図があるはずです。それらを妥協せずに考えて設計するのが理想です。
これに付随して私が開発をする上で大切にしていることは、公式ドキュメントをきちんと読むということです。これは私が色々教えていただいてる先輩がよく言っていることで、私もその影響を受けました。近年は生成AIや技術系のブログを参考にして、開発をすることが増えています。これらは非常に便利で開発の助けになりますが、うまくいかないことも多々あります。その時頼りになるのは原点にして頂点である公式ドキュメントです。特に基板を制作する際には、部品のデータシートに記載してある情報をしっかり読み込むことが必要不可欠です。また、データシートには部品メーカーが推奨する基板デザインなども記載してあり、とても助けになります。

✴︎ 今後ARESで挑戦したいこと
まずは来年行われるURCの優勝に向けて、完璧なロボットアームを作り上げることが当面の目標です。そのために、自分の技術力を向上させることはもちろん、妥協を許さない丁寧な開発を心がけていきたいと思います。



