本日は、参加者が少ないため、作業を中止とさせていただきました。
が、市村社長から1時間だけ作業に参加してもいいですか
と連絡があったので、3人で収穫作業だけをすることにしました。
事務所で畑作業の準備をしていると・・・
耕うん機の音。
ふと畑を見ると・・・
近所の人が耕うん機で畑に進入。
まさかと思いましたが・・・
じゃがいもが植えてある所を耕うん機で走っている。
急いで止め、1列だけの被害ですみましたが、あやうくまだ沢山残っているじゃがいもを全部、潰されそうになりました。
要は認知症の方です。
じゃがいもが植えてある所を、草が生えているからと耕うん機で耕したのです。
縁の代表である私は介護施設で働いています。
そのため、非常に悔しいですが、怒った所で解決しないのは承知です。
本人は意地悪や悪気があって行った行為ではありません。草を耕うん機で草刈り的に行った行為。
被害を最小限?!で食い止められたことが救い。
みんなで植えて掘り起こしを楽しみにしていたじゃがいもです。
そんなハプニングもあり、耕うん機で潰されてしまったじゃがいもの掘り起こし作業。
無残にもほぼ
全滅で全て切れたじゃがいも。

ナス、オクラ、ピーマンも少し収穫しました。



じゃがいもは3人で掘り起こし作業を行い、約20キロから30キロ程度のじゃがいもを収穫。
その後は、切れたじゃがいもを介護施設で全て洗い、施設の従業員、ご利用者様で食べていただくことに。
同じ敷地内に3つの小さな建物の介護施設を運営。
1日の介護施設のご利用者様38人と介護施設の従業員1日10人程度が勤務。
朝ごはん、昼ご飯、夜ご飯、午前・午後のおやつの時間
3日ほどかけて、全てのじゃがいもを消費しました(苦笑)
もうじゃがいもは勘弁してくれ~というご利用者様もいましたが(笑)
求めていないハプニングはないに越したことはありませんが、起きた事実を受け止め、そのハプニングを乗り越え、楽しむ。
外国人市民との共生だけでなく
超高齢社会となり認知症の方が沢山いる地域で
共生社会の実現する取り組みが
任意団体「縁」の活動です。






