小学校教師で、2児の父、雄剛です。
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親として、教師として子どもたちに伝えたいこと
先日、たまたまこの動画と出会いました。
最初、私は子どもの視点で見ていました。「自分は母親のことをどれくらい知っているんだろう?全部答えられるかな?」実際、動画でも子どもたちは「こんなに母のことを考えたことはなかった……」と苦戦します。
そして答え合わせ。挑戦した「母に関する100の質問」をもって母のもとを訪ね、一緒に答え合わせしていきます。その中に「あなたの母があなたに大切にしてほしいことは?」という質問がありました。そこで子どもは、昔に親からもらった手紙を大切に保管していてそれを一緒に読む場面があったんですよね。私はこの辺りから親目線で見ていました。
親として子どもに伝えたいこと
自分だったら自分の子どもに何をつたえるだろう?
そう考えた時に私はこれだなと思ったんです。
「あなたは私たちの宝物です。それは何かができるからではない。勉強ができる。ピアノができる。スポーツができる。絵が得意。何かで他の人より秀でている。そんなのは関係ないし、逆にできなくたって変わらない。あなたという存在そのものが宝物。だから、他の誰が何と言おうといつでもあなたの味方で、一番の応援団です。やりたいことがあるなら思い切り挑戦してほしい!」
自己肯定感の高い子に育ってほしい。自己肯定感が高いからこそ、いろんなことに思い切って挑戦し、失敗してもまた立ち上がり、そんなことを繰り返しながらも楽しく人生を切り開いていけるのではないかなと思うんです。
教師として伝えたいこと
私は「親として自己肯定感を高めて楽しみながら人生を切り開く人に育ってほしい!」という願いをもっているので、当然「教師として」もそこが大切であると考えています。
では、学校で自己肯定感を高めるには……?
〇一人一人の違いを楽しめるクラス作り
私のクラスでは会社活動というものをしています。これは、「クラスがより楽しく、より豊かに生活できる場所になるために自分にできることをやろう!」という活動です。基本的に何をやるか、何人でやるか、どういうメンバーでやるかは自由です。これをすると、それぞれが自由に自分がやりたい活動に挑戦しているんですが、そこに得意分野や感性の違いといった一人一人の違いが出てくるんですよね。それをみんなで楽しんでいくと、一人一人の違いを受け入れる土壌が生まれ、自分の居場所が生まれ、さらにそれが普段の生活や授業にも生かされ、一人一人の自己肯定感を高めることにつながるんですよね。
〇「できる!」を実感できる授業
「自分が自分でありのままでいい」とはいえ、学校は授業を通して「できる」を増やしていく場所。「自分が自分でありのままでいい」からといって、「勉強なんてできなくてもそのままでいいよ」「できなくたって仕方ないよね。無理しなくていいよ」としてしまったら……。
その先にあるのは「できない自分」を散々見せつけられた、自己肯定感の下がり切った子どもの姿ではないでしょうか?
学校は、子どもたちが1日の大半を過ごす場所です。その中で毎日5~6時間の授業を受けています。その時間を「できない自分」を見せつけられる場所ではなく、小さくてもいいから「できた!」を積み重ね、自信をつけられる場所にすることが、教師の一番の役割だと考えています。
今回の書籍では、体育に特化して小さくてもいいから「できた!」を積み重ねられる方法を紹介しています。
〇一人一人に合った目標設定
〇スモールステップ〇
挑戦したい意欲の引き出し方
体育には特化していますが、他の教科にも共通する視点だと考えています。
先生方には体育やそれ以外の教科で「できた!」を実感できる授業作りのヒントとして、保護者の方には学校や先生の思いや考え方を理解する材料として生かしてもらえたら嬉しいです。
ご支援とお気に入り合わせて100人まで、あと63人!
ぜひ100人の方に知っていただき、広がっていくと嬉しいです!
雄剛

書籍個人スポンサー
大高 与夢 様
けー 様
エスせん 様
SNS教育講演家 櫻井健太 様
すずらん 様
チームシンヤ 様
chocoまり 様
ありがとうございます!
挑戦中のクラウドファンディングプロジェクト

"うまくできなかった小学校教員"が、児童との信頼を築けた"再生物語"を届けたい!







