小学校教師で、2児の父、雄剛です。
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競う相手をコントロールする!
「競う」というと、どんなことを思い浮かべるでしょうか?
おそらく、パッと出てくるのは「誰かと」競争することだと思います。
運動が苦手な子の悩みで多いのは、
「ぼくはみんなより足が遅いから……」
「みんなみたいに上手にできないから……」
「私は他の人より運動神経が悪いから……」
という、他の誰かと比べて自分は……という劣等感からくるものでした。
とはいえ、「競うことで意欲が高まる」ということもまた事実。体育では、「競う」をどう適度に取り入れていくかが重要な部分になってきます。
競うのは「誰か」だけではない!
「誰か」との比較では、どうしても劣等感や優越感が生まれてしまいます。それを避けるためには、「誰か」ではない競争相手を設定する必要があります。
その1つが、これまでも紹介してきた「自分」です。これなら今の自分と競うので、劣等感を抱くことはありません。
そしてもう1つは、今回紹介する「記録」です。以前に、先輩が素敵な実践をしていたので紹介します。
体育委員会の取り組みとして企画された「全校なわとび大会」!これはけっこう多くの学校で取り組んでいるのではないでしょうか?
例えば、大縄のクラス対抗戦。学年で勝ち残ったクラスが全校大会に進出して、全校の大縄チャンピオンを決める!大縄かどうかは別として、こういう形式が多いですよね。
ただ、この形式は盛り上がるけれども「他のクラス」との競争ということで、運動が苦手な子にとっては、
「俺苦手だからみんなに迷惑をかけないかな?」
「失敗したらみんなに責められそう……」
とプレッシャーになりがちです。
先輩の実践は、同じ「全校縄跳び大会」だけど、方向性が全く違いました。
「全校で前跳び40000回を達成しよう!」
どういうことか?
全校児童一人一人の前跳びの記録を足していって、全員で40000回を越えようという取り組みです。
取り組み期間が1週間あって、その間は何度でもチャレンジできるので、その中での最高記録を申請することができます。
苦手な子、低学年の子がたくさん跳べなくても、上の学年の上手な子たちが頑張ることでそれを補うことができます。
それに、だからといって苦手な子の記録がなくてもいいわけではないんです。苦手な子の記録もあって、それが積み重なった先に目標達成があるので、みんなが頑張る必要性が出てくるんですよね。
毎日回数を集計して、「記録達成まであと〇回!」のような表示があると、
「ぼくの記録をあと10回でも増やせたら達成できるかも!」
「クラスで100回記録を伸ばせるように頑張ろうぜ!」
と苦手な子も、得意な子も火がついて一生懸命に取り組みます。
この実践の素晴らしいところは、競うものが「誰か」ではなくて、「記録」ということ。敵がいないからこそ、みんなで声を掛け合ったり、教え合ったり、協力しながら楽しく活動ができたんです。
競う相手をコントールすることで、みんなが楽しんで挑戦できる環境を作ることが大切!
今回出版する書籍にも、子どもたちとの向き合いの中で得た知識・経験をベースにした僕の再生ストーリーを綴っています。教育に携わる方はもちろん、保護者の方、そして地域で子どもたちを見守っている方にも、ぜひ手に取っていただきたい1冊です。
「この書籍・プロジェクトを、悩んでいる教員の方に届けたい!」そんな想いから、クラウドファンディングに挑戦しています。
あなたの周りで、悩まれている教員の方がいらっしゃったら、このプロジェクトをそっと届けていただけたら嬉しいです。それが、子どもたちの未来を照らす大きな力になります。
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雄剛

書籍個人スポンサー
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"うまくできなかった小学校教員"が、児童との信頼を築けた"再生物語"を届けたい!
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