こんにちは!いつもみっけをあたたかく応援してくださりありがとうございます。草木染めの手ぬぐい&Tシャツ、第二弾を発送しました!Tシャツは、あと2枚だけ最終調整中です。もう少しだけお待ちくださいね。今回も染め師sometakaさん監修のもと、子どもも大人も夢中になって染め作業をしました。前回は枇杷の葉染めでしたが、今回はなんと…!4種類もの植物を使いました。手ぬぐいに関しては、1色のものもあれば、3色のものもあり、どんなデザインのものが届くのかはお楽しみに!使った植物は、① 玉ねぎの皮(みっけの家庭&神山まるごと高専から)お料理の度に出る玉ねぎの皮。実は古くから「抗酸化作用」「風邪予防」に使われてきた優れもの。美しい琥珀色の染料にもなります。みっけの各家庭からと、今回同じ地域にある「神山まるごと高専」の食堂の方のご協力で、たくさんの玉ねぎの皮をアップサイクルすることができました。② セイタカアワダチソウ(みっけの周辺で採取)みっけに向かう道すがら、秋になるとススキに負けないぐらいたくさん咲きます。「消炎・抗菌」など様々な効能があり、お風呂に入れたり、お茶にしたり、すだれにしたりと昔から日本では馴染みのある植物。優しいレモンイエローに染まります。玉ねぎの黄色とセイタカアワダチソウの黄色のハーフ&ハーフで、色の違いを感じれるものも作りました。そして、葉や茎や花の部分をお湯やお水に入れると、その名の通り泡が立つんです!染め終わった大なべの液体で…そのまま足湯が始まり、いい香りのモコモコの泡に子どもたちは大喜び!そしてなんと、、お風呂まで始まりました!笑③ クサギの実(みっけのフィールドや周辺で採取)見た目は黒っぽい実なのに、布にのるとそれはそれは美しい水色になる。「なんで?」と子どもたちが目を丸くする、魔法のような植物です。玉ねぎやセイタカアワダチソウの黄色とのコントラストで、より一層その美しさが際立ちます。グラデーションも綺麗に出せました!④ 藍の葉(みっけインディゴガーデンで収穫)子どもたちが春に巻いた種から、立派に育った藍。これから冬に向うにつれ葉っぱは枯れていくので、生葉を使う叩き染めは今シーズン最後。手ぬぐいには、思い思いの模様で、Tシャツには、輪や循環を想起させる円の形で、藍の叩き染めを施しました。Tシャツの前面にはうっすら木目が…。森を感じる、世界に1枚のTシャツに仕上がりました!前回の枇杷の淡いピンクとはまた違った、ぱっと華やぐカラフルな色の世界。全て自然物の色だと思うと、心躍ります。今まで何度も染め作業を経験している子どもたち。石やビー玉を使って絞り模様をつけるのも慣れた様子。子どもたちの創作で、ひとつひとつ表情の違う模様ができあがりました。玉ねぎの染液を煮出している間、フィールドに甘い香りが漂い、みんなから「おいしそ〜、このままシチューができそう!」という声。実際に塩で味付けして味見すると、おいしい!ベジブロスにもなったようです(その後、煮詰まるにつれ、苦くなっていきました^^)植物を、視覚から、味覚から、嗅覚から、存分に楽しんだ1日になりました。セイタカアワダチソウ、藍、クサギ、玉ねぎの皮。特別な材料を買わなくても、こんなに豊かな素材が身の回りにある。改めてその豊かさに気づくことができました。みなさんもこの手ぬぐいやTシャツが手元に届いたあと、ふと周りの草や木が目に入ったら、「これも染まるのかな?」そんなふうに、少しでも自然の豊かさを感じていただくきっかけになれたなら嬉しく思います。みなさんの応援が、この活動を続ける力になっています。いつも本当にありがとうございます。また進捗があり次第、ご報告しますね!これからも、どうぞよろしくお願いします。





