こんにちは! 夏休み中に、子どもたちや保護者、スタッフみんなで、自然の恵みを活かしたこだわりのリターン【草木染め手ぬぐい&Tシャツ】を作りました。今回は「びわの葉染め」。 まずはみんなで、近くのびわの木から葉を一枚一枚大切に集めるところからスタート。手でちぎって細かくした葉は、みっけのキッチンでぐつぐつと煮出して、びわのやさしい香りとともに、染液へと変身していきました。染め物は、ビー玉や紐を使って布に模様をつける絞り染めの手法で。Tシャツや手ぬぐいに、世界にひとつだけの模様が浮かび上がってきます。びわの葉から抽出される色は、最初は淡いピンク色だったのが、時間が経つにつれて艶のある深い茶色へと変化していきました。 また、”媒染液(ばいせんえき)”という処理液によって、色が大きく変わるのも染め物の面白さのひとつ。 今回は、灰を使った場合 → ピンクや紫色ミョウバンを使った場合 → やさしい黄色と、それぞれまったく違う表情を見せてくれました。さらに、びわの葉には昔から薬草としての効用も知られています。 殺菌作用や抗炎症作用があり、肌荒れやあせも、虫さされなどにも効果があるとされてきました。 そんな自然の力を、子どもたちが五感で感じながら、自分たちの手で形にしていく経験は、とても貴重な時間となりました。今回染めたTシャツや手ぬぐいは、心を込めたリターンとして、皆さまのお手元にお届けできるよう準備を進めています。もうしばらくお待ちくださいね!





