■ 自己紹介
こんにちは。このクラウドファンディングを企画した、sukima心理相談室です。
「語ることの力を、もっと多くの人へ」
その思いから、このナラティブ講座とワークシートのプロジェクトが始まりました。
本プロジェクトの中心メンバーは、室長の林 甫(はやし はじめ)と、共同企画者の田中 祐司です。
林は、公認心理師・臨床心理士として、スクールカウンセラーや福祉現場で子どもから大人まで多様な人々の心のケアに関わってきました。
「誰にも話せなかった想い」が語られた瞬間に、表情がふっと変わる。そんな「語れる場」の力を、何度も目の当たりにしてきた支援者です。
田中は、NPO法人Build Up Inclusion FUKUOKAの理事長として、福祉・心理・教育・組織の領域を横断しながら、キャリア支援やメンタルケアの現場に立ってきました。
「語れないこと」が、人の挑戦やつながりを止めてしまう。そんな現場での実感から、sukima心理相談室のソーシャルワーカーとしても活動を始めました。
誰かに話すことで、自分の物語に新しい意味を見いだせる。
その小さな一歩が、未来を動かしていく。
私たちは、そんな"語り直しの力"を、多くの方に届けたいと思っています。

■ ナラティブ・アプローチとは?
「"こうなった理由"を探すのではなく、"これまでの物語"に耳を傾ける」
それが、ナラティブ・アプローチの基本的な考え方です。
人は自分の経験を語る中で、これまで気づかなかった感情や価値観を見つけることができます。
そして、小さな気づきが「こうしてみたい」という未来への一歩につながっていきます。
例えば、ネガティブな自分は、これまでのネガティブな体験を紡いで今のネガティブな自分を既定します。しかしこれまでの人生でポジティブな体験や、今とは少し違う自分の顔もあったはずです。そんな忘れてしまっていた自分を見つけ出すことで、今の自分を再構築することができます。
ナラティブ・アプローチは、診断や評価ではなく、「あなたがどう生きてきたか」「どんな意味を込めて歩んでいくか」という"物語"にこそ力があると信じています。
話してみることで、過去を変え、今の自分を肯定します。
それが、未来を動かす力になります。
■ 世代を問わず、誰にでも開かれた対話
ナラティブ・アプローチは、年齢や立場を問いません。
それぞれの世代にとって、語ることの意味は違っても、「語れること」は共通の力になります。
・若年層の方へ
進路や人間関係に迷う中で、「本当の自分って何だろう」と立ち止まる瞬間があります。
ナラティブは、誰かに語ることで自分の価値観に気づき、「納得できる選択」につながります。
・中年層の方へ
キャリアの転機や親の介護、働き方の見直しなど、「これまで」と「これから」の間に立つ時期。
ナラティブは、自分の経験に意味を見出し直し、これからの挑戦に"確かな動機"を与えてくれます。
・ご年配の方へ
これまで歩んできた人生をふり返り、誰かに伝えたくなる時があります。
ナラティブは、「語り残したかったこと」に光を当て、"生きてきた意味"を確かめる場になります。
■ このプロジェクトで実現したいこと
このプロジェクトで挑戦するのは、特別な専門家向けの支援ではありません。
今ここで生き、悩み、支え合おうとするすべての人に「語り直す力」を届けることです。
ナラティブ・アプローチをベースにした【全4回のオンライン講座】と
自分自身の言葉を育てるための【オリジナルワークシート】を開発し、
誰もが実践できる形で提供します。
対象は、
・キャリアの行き詰まりや不安を感じている方
・社会参加や復帰を目指している方(休職中・ひきこもり経験者も含む)
・家族や仲間の力になりたいと願う方
・支援者・教育者・人事担当者など、人を支える役割にいながら、自分自身を置き去りにしてきた方
・新たな一歩を踏み出すきっかけを探しているすべての方
診断やラベリングではなく、自らの物語を紡ぎ直し、新たな可能性を見つけるための一歩を支えるプログラムです。
この学びは、まだ社会には十分に広がっていません。
だからこそ、あなたと一緒に、この一歩を未来へつなげていきたい。
「語れなかった自分」を超えて、もう一度、歩き出すために。
このプロジェクトから広げていきます。

■ プロジェクト立ち上げの背景
私たちは知っています。
「語れないこと」が、人の挑戦を止め、つながりを断ち、孤独を深めてしまうことを。
でも、それはあなたの弱さではありません。
・失敗を許さない空気
・成果だけを求める関係性
・痛みを押し殺させる社会の無意識
など、そうした"語りにくさ"が、あなたの言葉を閉じ込めてきたのです。
もし、ありのまま語れる場所があったなら。
自分の物語を、誰かと一緒に編み直せたなら。
挑戦は、もう一度始められる。
その「もし」を、現実に変えるために。
私たちはこのプロジェクトを立ち上げました。
ナラティブ・アプローチ
それは、過去をただ肯定するのでも、性格を診断するのでもありません。
「何を経験し、どんな意味を込めて生きてきたか」
それを共に見つめ直し、未来へつなげる言葉の力です。
この力を、あなたにも届けたい。
■ 現在の準備状況
・講座構成(全4回)の設計は完了済み
・全セッション用ワークシート案を作成中
・講座はオンライン実施、1クラス15名程度を想定しています
・本クラウドファンディングの成立後、ワークシート制作を本格スタートします
<講座内容(予定)>
第1回|自己物語を描く
※ 過去の出来事を「感情の波」として描き出し、自分の物語に向き合い始めます。
第2回|物語を意味づける
※ 「自分を責めていた視点」から、「意味に気づく視点」へ転換します。
第3回|物語を書き換える
※ 過去に違う意味を与えることで、「これから」の可能性が立ち上がってきます。
第4回|未来ストーリーを動かす
※ 言葉にしたからこそ、行動が生まれる。「今ここから」の一歩を設計します。

■ リターンについて
1,000円プラン
・お礼メッセージ(感謝の気持ちを込めた個別文)
・活動報告レター(PDF)
2,000円プラン
・オリジナルワークシートPDFデータ(+使用ガイド解説書つき)
・活動報告レター(PDF)
15,000円プラン
・ナラティブ・アプローチ オンライン講座(全4回受講チケット)
・オリジナルワークシートPDFデータ(+使用ガイド解説書つき)
・活動報告レター(PDF)
20,000円プラン
・ナラティブ・アプローチ オンライン講座(全4回受講チケット)
・個別ナラティブ対話セッション45分(1対1オンライン)
・オリジナルワークシートPDFデータ(+使用ガイド解説書つき)
・活動報告レター(PDF)
30,000円プラン
・ナラティブ・アプローチ オンライン講座(全4回受講チケット)
・個別ナラティブ対話セッション(45分×3回/1対1オンライン)
・オリジナルワークシートPDFデータ(+使用ガイド解説書つき)
・活動報告レター(PDF)
■ スケジュール
・2025年5月〜7月:講座収録およびワークシート編集
・2025年7月上旬:クラウドファンディング終了
・2025年8月:第1期講座スタート(オンライン全4回)
・2025年9月以降:希望者へ1on1セッション等のリターン提供
■ 最後に
「語れないこと」は、挑戦をあきらめさせ、つながりを遠ざけ、自分自身への信頼さえも奪ってしまうことがあります。
でも本当は、語ることができれば、そこから少しずつ、物語も、未来も変わり始める。
このプロジェクトは、そんな「語る力」を取り戻すための場を、誰もが手にできるようにする挑戦です。
講座を通して、
誰かが、自分の一歩を見つけるかもしれない。
誰かが、自分をあきらめずに済むかもしれない。
その「小さな可能性」を、広げたい。
あなたのご支援が、語れなかった人たちに「語ってもいいんだ」という光を届けます。
どうか、力を貸してください。
一人ひとりの未来を、共に支えていきましょう。
最新の活動報告
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今後の活動について
2025/07/08 11:37これまで支援いただき、ありがとうございました!本プロジェクトをご覧いただき、ありがとうございます。そして、これまでご支援やメッセージをいただき、とても勇気づけられました。重ねまして、厚く感謝申し上げます。本プロジェクトの期限も残りわずかとなりました。残念ながら目標に届くのは難しそうですが、今回のクラウドファンディングの活用は、あくまで手段であり、今後もこのプロジェクトは様々な形で続けさせていただきます。応援してくださる皆様にも良いお知らせが届くように、常に行動していきますので、引き続き応援していただけると、励みになります。よろしくお願いします。今後の活動私たちの大きな目標の一つである「カウンセリングをもっと身近にする」ということを実現するために、活動を続けていきます。「ナラティブアプローチ」をもっと広めていくこともその活動の一つです。今進めている活動・NPO法人ナラティブ・アプローチ実践研究会の設立に向けて、準備を進めています。(今年中の設立を目指しています)・ナラティブアプローチを活用したワークショップ企画します。(8月から9月にかけて全4回のセッションを行います。本プロジェクトもその一つです)・ナラティブアプローチの勉強会。臨床心理士・公認心理師に限らず、社会福祉士、就労支援に携わる職員、障害者福祉の職員など、他職種で集まった勉強会を定期開催しています。・社会貢献を目指す企業と共同し、多くの人にカウンセリングやナラティブアプローチを広める講演を行います。・会社の社員研修などで、ナラティブアプローチを取り入れていただき、働く人たちのメンタルヘルスを支援できる体制を整えていきます。以上のような活動を今年中に進めていきます。他にも、SNSを使った発信や、ラジオやYoutubeなどでも配信していこうと考えています。まだまだ始まったばかりの壮大なプロジェクトです。みなさんにも支援者という形だけではなく、参加者という気持ちで、一緒になって作っていっていただけたらと思っています。みなさんのお近くの方や、ご興味がありそうな方がいらっしゃいましたら、是非お声がけいただけると嬉しいです。今後ともよろしくお願いします。sukima心理相談室 林 甫https://sukimasoudan.com/ もっと見る
この講座はどんな人にオススメか
2025/06/24 22:22どんな人にオススメなのか?前提として、「カウンセリングがもっと身近になるように」を目標としており、すべての人にナラティブアプローチを体験してほしいという思いがあります。そんな中でも、この講座を受けるに当たって、特にこんな方には今まさに有効になるのではないかという例をご紹介します。今の生活に不満はない、でも何か足りない・・・今の生活に満足しているか?そう自分に問いかけた時に、皆さんはどう感じるでしょうか。細かな不満はあるけれど、概ね今の生活に満足している。変わることのリスクより今の安定を選ぶという人の方が多いのではないでしょうか?もちろん安定していることや、大きな不満やストレスなく生活できることは、良いことかもしれません。しかし、そんな中でも安定し大きな不満のない生活にも関わらず、何かが足りないと感じることはありませんか?一体何が足りないのかと聞かれると、言葉にしにくい何か。「足りない」の反対が「充実している」と考えるなら、もしかしたら日々が充実していないのかもしれません。自分にとって充実とは何か、何が足りないと感じるのか、本講座では、そういうことを考えるきっかけにできると思います。仕事にやりがいが見出せない、とはいえ転職するほど悩んではない・・・みなさんは仕事をどう捉えていますか?みなさんにとって仕事とはなんでしょう?「生活のために」「お金のために」が目的であれば、仕事にやりがいは必要ないのかもしれません。しかし、人生において仕事は、寝ることを除いて(人によっては寝る時間よりも)最も時間をかける営みです。その時間が苦痛や強いストレスが伴われるのなら、不幸なことではないでしょうか?今まさに「お金のために」苦痛を受け入れ、「やりがい」という視点を持てない人や、「やりがい」を求めているけれど、今の「安定」を捨てたくないという人もいるかもしれません。本講座では、「やりがい」「現実」「安定」「苦痛」「ストレス」といった様々な仕事への考え方を整理し、その葛藤を言語化します。そして、自分の人生にどう位置づけるのかを考えるきっかけにできます。私たちは「転職」を目指したり、「やりがい」を持つことが絶対だというということが言いたいわけではありません。大事なのは、自分の仕事のあり方を主体的に意味づけし、未来に対しても、自らが選択して進んでいるという感覚が身につけられれば良いと考えています。漠然とした言語化できない不安がある・・・漠然とした不安はどこから来るのでしょうか?将来の不安でしょうか?今の現状?それとも過去の出来事がそうさせているのでしょうか?そもそも不安は一つではないのかもしれないし、個人的なことばかりではなく、社会に問題があるのかもしれません。一体何が私たちを不安にさせているのでしょうか?私たちは漠然とした不安の中にいながらも、日々の生活を滞りなく進めていかなければいけません。正体も掴めないような不安に、時間を割いていられるほど、暇ではありません。それでもその不安は時々、顔を出したり、大きくなったり、小さくなったり、こちらの気を引こうとしてきます。そんな言葉にできない不安を持っている方にとっても、この講座は有効です。対話することで、その不安が何なのかを掴み、語ることができるかもしれません。語られた不安は、自分だけのものではないと気づくこともあります。例えば、自分が「ネガティブ」だから不安だったのではなく、社会の構造があるいは環境が自分を不安にさせていたのだと、捉え直すこともできます。まずは、「なんとなく不安を感じているんです」というところから口に出してみませんか?そこから広げられることがナラティブアプローチの機能です。いつもの日常に変化をもたらしたい「変わらない日常にうんざりしている」、「自分は本当はもっとやれるはずだ」、「まだ本気出していないだけだ」、そう考えながら結局同じルーティーンの中をぐるぐるしているという方もいるのではないでしょうか?なぜそのループにハマってしまうのでしょうか?本質的に人はそれほど変わることを望んでいないのかもしれません。それでも変わりたいと、何かを変えたいと、未来に希望を持つ人はたくさんいます。そんな人に、本講座を通して、自分の変化を実感してもらえればと思います。語りを通しての自己理解とは、自分の性格のことだけでなく、自分が大事にしている考えや、価値観、そしてその考えに影響を与えていた環境や文化などの背景もひっくるめたものです。自己理解が深まると、自分が変わりたくても変われなかった理由が見えてきたり、過去から自分の物語を紐解いた時に気づきがあったり、客観的な視点が得られます。その視野の広がりを持った自分になった時、すでに変化は始まっています。講座を通して、日常に戻った時、いつもの景色とは違っているかもしれません。 もっと見る
講座(全4回)の内容と目的について
2025/06/19 13:39この活動に興味を持っていただきありがとうございます。今回ナラティブアプローチを活用したオンラインワークセッションの内容と目的を紹介させていただきます。まずこのワークセッション(講座)を通して、自分の物語を語れるようになることを一つの目的としています。そして二つ目に、その物語は常に再構成・再構築の可能性に開かれているという気づきを経て、日常生活で変化が実感できることを目標としています。講座ごとの内容と目的第一回 ナラティブアプローチとは?自分の物語に触れてみる。第一回はナラティブアプローチの概要と、私たちが定める定義をお伝えし、そこから何が得られるのかを話し合っていきます。それぞれの目的意識も共有して、終わった後に何かを得て持ち帰られるように準備します。そしてグループになって、自分の物語の片鱗を話せるワークをします。慣れていない人でも、話しやすいような話題提供を用意します。また話したくない人は、話さないという自由も約束します。第二回 自分史を語ってみる。自己理解を深める。実際に自分史を語る(作る)ワークをします。普段自分の歴史を人に話す機会はあまりないのではないでしょうか?この機会に「語る」こと、そして相手の語りを「聴く」ことを通して、新たな気づきに繋げます。第三回 自分の人生の意味づけ。「語り」を通して、自分の考え方、価値観、信念に気づくこともあります。それは自分の生き方とも言えることです。自分は自分の人生をどう意味づけているかを考えます。そして、今は何に苦しんでいるのか、何と向き合う必要があるのかを見つめ直します。第四回 再構成・再構築を考える。これまでの講座を通して得た気づき、自分の物語をもう一度見直します。その上で、もう少し違った角度の物語があることにも目を向けます。他者とのワークを通じて、別視点をもらい、気づかれなかった物語を拾う作業をします。決まっていると思っていた物語は「変えられる」と実感できることを目標とします。そして、この先どう生きるか、何を大切にしたいか、夢は何か、未来へと繋げていきます。まとめこのような形のワークショップを行います。自分一人だけで語るのではなく、それを聴くこと、対話することを通して、さらにナラティブの可能性を広げていけます。皆さんが安心してワークできる場を提供します。興味はあるけど、参加することに不安があるという方は、是非コメントでご相談ください。それぞれに合わせたご対応も一緒にご検討できたらと思います。 もっと見る




良い相談窓口になれば幸い。多くの方々の悩みを聞くこと、それがその方々の希望につながれば、カウンセラーとしての冥利に尽きるでしょうね。できる限り応援します。先般、社会学の一分野として逸脱研究のお話を拝聴できました。時代の流れと今の引きこもりを分析して、客観的に語っていました。わかりやすく、興味を引きました。社会学が心理士と精神科医の違いを分析して、その各分野の切り口を客観視する。このような見方があることを知りました。参考にしてみたら、どうかな。とりあえず。