
どんな人にオススメなのか?
前提として、「カウンセリングがもっと身近になるように」を目標としており、すべての人にナラティブアプローチを体験してほしいという思いがあります。
そんな中でも、この講座を受けるに当たって、特にこんな方には今まさに有効になるのではないかという例をご紹介します。
今の生活に不満はない、でも何か足りない・・・
今の生活に満足しているか?そう自分に問いかけた時に、皆さんはどう感じるでしょうか。
細かな不満はあるけれど、概ね今の生活に満足している。変わることのリスクより今の安定を選ぶという人の方が多いのではないでしょうか?
もちろん安定していることや、大きな不満やストレスなく生活できることは、良いことかもしれません。
しかし、そんな中でも安定し大きな不満のない生活にも関わらず、何かが足りないと感じることはありませんか?
一体何が足りないのかと聞かれると、言葉にしにくい何か。
「足りない」の反対が「充実している」と考えるなら、もしかしたら日々が充実していないのかもしれません。自分にとって充実とは何か、何が足りないと感じるのか、本講座では、そういうことを考えるきっかけにできると思います。
仕事にやりがいが見出せない、とはいえ転職するほど悩んではない・・・
みなさんは仕事をどう捉えていますか?みなさんにとって仕事とはなんでしょう?
「生活のために」「お金のために」が目的であれば、仕事にやりがいは必要ないのかもしれません。
しかし、人生において仕事は、寝ることを除いて(人によっては寝る時間よりも)最も時間をかける営みです。その時間が苦痛や強いストレスが伴われるのなら、不幸なことではないでしょうか?
今まさに「お金のために」苦痛を受け入れ、「やりがい」という視点を持てない人や、「やりがい」を求めているけれど、今の「安定」を捨てたくないという人もいるかもしれません。
本講座では、「やりがい」「現実」「安定」「苦痛」「ストレス」といった様々な仕事への考え方を整理し、その葛藤を言語化します。そして、自分の人生にどう位置づけるのかを考えるきっかけにできます。
私たちは「転職」を目指したり、「やりがい」を持つことが絶対だというということが言いたいわけではありません。
大事なのは、自分の仕事のあり方を主体的に意味づけし、未来に対しても、自らが選択して進んでいるという感覚が身につけられれば良いと考えています。
漠然とした言語化できない不安がある・・・
漠然とした不安はどこから来るのでしょうか?将来の不安でしょうか?今の現状?それとも過去の出来事がそうさせているのでしょうか?そもそも不安は一つではないのかもしれないし、個人的なことばかりではなく、社会に問題があるのかもしれません。一体何が私たちを不安にさせているのでしょうか?
私たちは漠然とした不安の中にいながらも、日々の生活を滞りなく進めていかなければいけません。正体も掴めないような不安に、時間を割いていられるほど、暇ではありません。それでもその不安は時々、顔を出したり、大きくなったり、小さくなったり、こちらの気を引こうとしてきます。
そんな言葉にできない不安を持っている方にとっても、この講座は有効です。
対話することで、その不安が何なのかを掴み、語ることができるかもしれません。語られた不安は、自分だけのものではないと気づくこともあります。例えば、自分が「ネガティブ」だから不安だったのではなく、社会の構造があるいは環境が自分を不安にさせていたのだと、捉え直すこともできます。
まずは、「なんとなく不安を感じているんです」というところから口に出してみませんか?そこから広げられることがナラティブアプローチの機能です。
いつもの日常に変化をもたらしたい
「変わらない日常にうんざりしている」、「自分は本当はもっとやれるはずだ」、「まだ本気出していないだけだ」、そう考えながら結局同じルーティーンの中をぐるぐるしているという方もいるのではないでしょうか?
なぜそのループにハマってしまうのでしょうか?本質的に人はそれほど変わることを望んでいないのかもしれません。
それでも変わりたいと、何かを変えたいと、未来に希望を持つ人はたくさんいます。そんな人に、本講座を通して、自分の変化を実感してもらえればと思います。
語りを通しての自己理解とは、自分の性格のことだけでなく、自分が大事にしている考えや、価値観、そしてその考えに影響を与えていた環境や文化などの背景もひっくるめたものです。
自己理解が深まると、自分が変わりたくても変われなかった理由が見えてきたり、過去から自分の物語を紐解いた時に気づきがあったり、客観的な視点が得られます。
その視野の広がりを持った自分になった時、すでに変化は始まっています。講座を通して、日常に戻った時、いつもの景色とは違っているかもしれません。




