
こんにちは!編集の佐藤です。
前回は、著者の高久さんによる手描きのイラストをお見せしました。今回は、「ネイティブ・チェック」についてご紹介しようと思います。
ネイティブ・チェックとは何かというと…。
『旅の指さし会話帳』は、シリーズを通して、その言語のネイティブスピーカー(その言語を母語として話す人)の方に、内容に間違いがないか、確認をしていただいています。著者さんはもちろんその言語のプロフェッショナルですが、ネイティブの方にチェックしていただくことで、さらに内容が強固なものとなるのです。
今回ネイティブ・チェックをお願いしたのは、東ティモールのディリ県在住のアゴスティニュ・グスマン・アマラルさん(通称アグスさん)。アグスさんは、2023年から1年にわたって日本に滞在、現在は著者の松村優衣子さんが勤務する水環境改善などに取り組む日系企業のスタッフでもあり、日本から技術指導者が来日すると通訳を務めています。その傍ら、日本語教室でも講師を務めるなど、日本語のスキルは間違いなし!
そんなアグスさん、ネイティブ・チェックを務めていただくほか、本書のとある箇所にも登場予定!こちらの情報については、次回の制作日誌でご紹介したいと思います。

ネイティブ・チェックを務めていただくアグスさん。本のゲラ(実際にデザインされたページ)をプリントアウトするために松村さんと印刷屋さんを訪れたときにパチリ。東ティモールでは、印刷屋さんでコピーをとったりデータをプリントアウトしてもらうのが一般的で、日本のキンコーズのようなところ、とのこと。






