
わくせいプロジェクト in 土佐市 阿部航太さん・児玉美香さん
私たちは、高知県土佐市で技能実習生と地域住民とが交流できるスペース「わくせい」を運営しています。
東ティモールからの実習生たちを日本で初めて受け入れた地域は、ここ、土佐市でした。東ティモールの人たちは、独特のゆったりとした雰囲気があって、笑顔がとてもすてきです。かれらの多くはピーマンや生姜などの農業の仕事についていて、プライベートでは、日本語サロンやフットサルの練習に参加したり、週末には教会に通っている人もいるようです。
少しずつ東ティモールの実習生たちと仲良くなりはじめたころ、テトゥン語の「旅の指さし会話帳」がつくられるという話を聞きました。それを東ティモールの友人に話したところ、「これでテトゥン語はなせるね、勉強して!」とうれしそうに言っていました。 東ティモールからの技能実習生は今後も増えていくことでしょう。
東ティモールにいかずとも、まずは日本で暮らす東ティモールの人にこの「旅の指さし会話帳」をつかって話しかけてみてください。話してみれば、こんなにおもしろい人たちが近くに住んでいるのかと実感できるはずです!
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クラファン担当のネルソン水嶋です。
今回の指さし会話帳 東ティモールは、日本人旅行者のみならず、「技能実習生として日本でがんばる東ティモール人の日本語学習に役立てたい」という目的が大きくあります。私は今回、クラファンのサポート面で関わっているのですが、多文化共生の分野でも活動しており、そんな横のつながりから今回、高知県土佐市で活動する「わくせい」さんにメッセージをいただきました。
わくせいさんは、技能実習生や特定技能で多く来られているインドネシア人の皆さんに向けて、彼らの母国から仕入れた食品や雑貨などを販売していたり、またマルシェなどのイベントを行うなど、私自身とても参考になります。そのアイデアと実践力は脱帽で(ほかにもデザイン力とかファシリテーション力とか色々あるけどきりがないので割愛)、心から尊敬するお二人です。
そんなお二人の拠点の土佐市が、東ティモール人技能実習生を日本で初めて受け入れた地域ということは驚きました(今回の応援メッセージをいただいて初めて知りました)。まさか、そんな深いゆかりがあったとは!ふしぎなご縁を感じます。ありがとうございました!オブリガード!
わくせいさんの活動はこちらのInstagramから見ることができます!






