
東ティモール在住の松村です!
今回ご紹介するのは、私が東ティモールに来て感じた小さなカルチャーショックです。それは、「川は水が流れるだけの場所ではない!」ということ。これだけではなんのことやら、よく分からないと思いますので少しご説明します。
日本の川は、雨の有無にかかわらず一年を通してある程度の水量が流れていますよね。ところが東ティモールには、雨が降らないと水が流れない川が多くあります。日本語ではこのような川を「水無川(みずなしがわ)」と呼ぶそうです。ディリのような平地では乾季にほとんど雨が降らないため、水無川は一年の半分近くも干上がったままです。

私が「面白いな〜」と思うのは、その水無川を道や広場のように活用する人々の姿です。人が歩いたり、車やバイクが走ったり、子どもたちがサッカーをして遊んだり、家畜をつないでおいたり――使い方はさまざまです。
ちなみに、私の家から大通りに出るには水無川をひとつ渡らなければなりません。ですから私自身も、いつも徒歩や車でその川を横切っています。気がつけば、私にとっても川を渡るのが当たり前の風景になりました。







