
こんにちは。代表の中村です。
第二回講座、ご参加の皆様、ありがとうございました!
この日は初の試みとなる「演劇✕文章」のワークショップでした。脚本家の塩田泰造さんをお招きし、脚本作りを通して、書く力と表現する力を身につけるという内容です。
「寂しい雨の日に…」どころではない表現力
最初の挨拶がおわったら、今日やることの説明です。前回やった五感観察作文では、五感を使って、感じたことを言葉にしました。今回はそこから一歩進んで、感じたことをストーリーに広げて、観客に発表するところまでやります。
たとえば、雨の音を聞いて「さびしい」と思ったその気持ちを文章にすると、「寂しい雨の日に……」という物語が始まるかもしれません。
↑みたいなことを説明して、「じゃあ、私が雨の音をやるから、なんか言ってね」という無茶振りをしました。
みんな、「いきなり無理だが」と文句を言ってましたが、私が「ザーザー」と言うと、「ずいぶん雲が分厚いな」
「サーーー」と言うと、「カタツムリが歩いているようだ」
・・・めちゃくちゃいいじゃん(・∀・)
本当に、発想力と表現力に驚きました。「ザーザー」って言ったら、私なら「すごい雨だ!」とか言うと思うのですが、もはやそんなレベルではなかった。
そして、そんな物語の世界を作るのが脚本家さんの仕事です!ということで、塩田先生の紹介をします。
脚本の世界では「誰が」「どんな気持ちで」「どう行動するか」を細かく考えます。さらに、登場人物の気持ちを考える→人の気持ちを想像するセリフを作る→言葉を選ぶ力シーンをつなげる→文章を組み立てる力(構成力)
など、文章における大事な要素がたくさん詰まっています。このあたりのことをまるっと、塩田さんに教えてもらいます。
数珠つなぎストーリーで、ゴールを決める
まずは、塩田さん加えての、アイスブレイクゲームです。スタッフも加わり(見学の保護者の方も)、みんなで自己紹介ゲームをします。
名前を覚えたあとは、さっそく物語作りのゲームです!まずは、ランダムでキーワードを2つ出します。
「おじさん」と「休日」とか。キーワードが決まったら、順番に、二行ずつくらいの文章でストーリーを繋げていきます。
一人目:◯◯さんは朝起きて、学校に向かった。
二人目:学校に向かう途中で、忘れ物をしたことに気づいた。
三人目:
というふうに繋げていき、どこかのタイミングで「おじさん」と「休日」のキーワードを入れます。
何回かやってみたところ、「すごくいい流れでゴールした!」というときもあれば、「ちょっと話が破綻したな」ということもありました。
塩田さんによると、このゲームでは、
・前の人の流れを読んで「こうなるだろうな」とストーリーを進める
・きっと「こうなる」と思われてるから、予想外のことを言う
など、人によって、いろんなパターンが出てくるのだそうです。ルールはないので、不正解はありません。だからこそ、唯一無二のストーリーが生まれるわけですね。
「今この瞬間にネットで、おじさん・休日のキーワードで物語を検索しても、同じものは絶対にない」と塩田先生がおっしゃっていましたが、本当そうですね。とてもクリエイティビティを感じました!
つづきます。






