
クラファン最終日
今の結果発表と感謝のご報告
今回のクラウドファンディングで「わが家仕様の防災BOOK」を
選んでくださった世帯の内訳を集計しました。
①高齢者がいる家庭:47%
②ひとり暮らし:30%
③乳幼児:15%ペット:14%
④障がいのある方がいる家庭:13%
高齢者とひとり暮らし向けだけで
全体の約8割を占めています。
さらに、すべてのBOOKをコンプリートしてくださった方が
52名もいらっしゃいました。
この数字は、皆さんが「わが家に合わせた防災」を本気で
考えてくださっている証だと感じています。
本当にありがとうございます。
今回の集計から私が感じたこと
① 高齢者がいるご家庭が圧倒的に多かった(47%)
今の日本の現実をそのまま映していると感じます。
在宅介護、老老介護…。
私も現場で数多く見てきましたが、
高齢の方を抱えるご家族は、災害時のトイレ・水・オムツ交換・薬の管理など、
本当に課題が山のようにあります。
「本当に困るのはそこなんだよね」――
そんな切実な声や不安を、多くの方が抱えているのだと感じます。
そして、私自身も今62歳。
これから自分が年を重ねていくうえで、どんな備えや知識が必要になるのか。
その視点も大切にしながら情報を盛り込み、
今回の防災BOOKを作り上げています。
なお、「大人だけで、どの世帯タイプにも当てはまらない」という方からも
ご相談をいただきました。
その場合は、この高齢者向けのコースを選んでいただくのが一番おすすめです。
② ひとり暮らしの方もとても多かった(30%)
一人ですべてを背負わないといけない不安はとても大きいものです。
若い方の一人暮らしもあれば、年齢を重ねてからの一人暮らしもあります。
「いざという時、誰も頼れないかもしれない」
そう感じるからこそ備えようと動いてくださったのだと思います。
今、日本の単身世帯率は約4割。
時代の大きな変化をまさに実感します。
③ 子育て世帯(乳幼児)は意外と少なめ(15%)
もっと多いと予想していました。
ミルク、オムツ、抱っこ避難…課題は山ほどあるけど、
日々の忙しさの中で防災まで手が回らないのかもしれません。
また、行政や子育て支援からある程度情報が届いていることで、
「とりあえずやっているから大丈夫」と思われているのかもしれません。
でももしかしたら・・・実際には足りないこともあるかもしれません・・・
お孫さんのためにこのコースを選ばれたという高齢の方がおられました。
④ ペットと暮らす方も一定数(14%)
「うちの子を守りたい」という強い気持ちを強く感じました!
一方で、都市部では避難所に入れない不安や、
多頭飼育の課題など、解決できない問題も多々あるのが現実です。
正直、巷のペット防災本やネット情報を見ても書かれていることは
どれもほとんど同じ内容です。
しかし実際の被災現場では、市長や区長など首長の特別な判断によって、
ペットと家族が快適に避難生活を送れた事例もあります。
飼い主にとってペットは大切な家族ですが、
他の人から見れば「ただの動物」と感じる人も少なくありません。
被災時、こうした価値観の違いからトラブルが起きることもあります。
だからこそ私は今回、今のうちにできる具体的な準備や行動の提案を盛り込みました。
「ペットは家族」という思いを守るためには、物をそろえるだけでなく、
地域の仕組みを知り、必要な声をあらかじめ届けておくことが大切です。
⑤ 障がいのあるご家族は13%
医療的ケアや重度障害のある方の家庭は、日常の介護だけでも本当に大変です。
「防災まで手が回らない…」という声を、私は現場で何度も聞いてきました。
目が見えない方、精神的な障がいを抱えて避難所という環境が大きなストレスになる方、
車いすを使う方、医療的ケアを必要とする方――
同じ「障がい」といっても、一人ひとり必要な備えはまったく違います。
「防災BOOK」を作りましたが、これでは届かない部分があると感じています。
それは障がいによってアドバイスが変わるからです。
そこで、私は個別にお力になりたいと思っています。
「あなたの家庭にとって必要な備え」を一緒に考え、
選択肢を広げるお手伝いをしたいと心から思っています。
11月以降でご希望の方の個別相談にお答えしたく思います。
他のコースを選ばれて方々、この点はご了承ください。
あらためて思ったこと
日本の防災は、これまで「子育て世帯」や「家族全体」に
向けたメッセージが中心でした。
でも今、見えてきたのは 高齢化と単身化こそが最大のテーマ だということ。
そして、医療的ケアや重度障害を抱える家庭の声が、
まだ十分に届いていないという現実です。
防災は「命を守る」だけではありません。
その後の生活をどうつないでいくかが大切です。
私はこれからも、一人ひとりの暮らしに寄り添った防災を届けていきたいと
強く思っています。
今日が
クラウドファンディング最終日です
この一か月、本当に駆け抜けました。
今朝、
お申込みくださったお一人おひとりのご住所を改めて拝見しながら、
北海道から沖縄まで・・・
こんなにも多くの方が「わが家仕様の防災」を必要としてくださっているのだと感じ、
今、背筋がぴしっと伸びています。

正直、目標を達成できたことはとても嬉しいです。
でも同時に、いただいたみなさんのご期待に応えられるか…
大きな緊張も感じています。
ドキドキしながらも、精一杯やりきろうと心を決めています!
もしお願いできるなら・・・
あなたのまわりに「この活動を知っておくときっと役に立つ」と
思う方がいらっしゃれば、ぜひ今日中に教えてあげてください。
クラウドファンディングは今日で終了します。
最後の一日を無駄にせず、一人でも多くの方に
「自分の家族に合った防災を考えるきっかけ」を届けたいです。
この一か月、応援してくださったすべての方に心から感謝します。
皆さんのおかげで、ここまで走りきることができました。
本当にありがとうございます。
今日一日、最終日どうぞよろしくお願いします。
防災アドバイザー岡部梨恵子




