
韓国で公開されたドキュメンタリー映画『大丈夫、アリス』(原題:괜찮아, 앨리스)。
この映画は「100の劇場」プロジェクトを通じて、観客自身が上映会を開くかたちで公開されました。
2024年11月13日には、韓国各地の100か所で同時公開。
公開2日目には観客数が1万人を突破し、現在までに累計2万人以上の方に届いています(2025年9月現在)。
大学修学能力試験(韓国の大学入学共通テスト)の前日に合わせた全国各地での上映。
クムトゥルリ人生学校での1年間の子どもたちと親の姿を通して、点数や評価に縛られるのではなく、「ありのままの自分を愛していい」というメッセージを届けました。
上映会を企画したソン・ギョンエ氏(光州・ウォルゲ小学校校長)は、 「(試写会を含めて)この映画を9回観ました。この映画は私たちに重い問いを投げかけます。学校とはどんな場所であるべきなのか。私たちの社会はどうあるべきなのか。観るたびに、一瞬たりとも集中を切らすことのできない映画です」と語りました。
観客からは、
「学校を卒業したあとも成果や結果に追われ続ける大人にとっても励ましになる映画」
「失敗しても大丈夫とみんなに伝えたい」
といった声が寄せられています。
韓国のように、観客のみなさんと一緒につくりあげる上映会を日本でも実現したいと思っています。
「大丈夫」というメッセージを一人でも多くの人へ。
皆さまのあたたかいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
※本文は、OhmyNewsの記事をもとに構成しています。






