新鎌倉教場のイメージ図をお示しいたします。

先日は、新鎌倉教場の馬場の形について、超高難度である旨をお伝えいたしました。
▽本番の馬場よりも遥かに難しい~新しい稽古場の完成イメージ(その1)
https://camp-fire.jp/projects/868621/view/activities/814206#main
これに加えて、今回は「馬場の長さ」「的から的までの距離」についてお知らせいたします。
一般に、流鏑馬の馬場は、全長220m程度で、的と的の間の距離は60~65mです。
距離が長くなればなるほど、乗り手に余裕が生じますので、難易度は下がります。
この点、令和6年9月まで使用していた鎌倉市梶原にあった旧鎌倉教場は、直線馬場の全長が220mあり、的と的の間隔を60m確保しながら、的を3つ設置できる本格的な仕様でした。
まさに本番と同じ規格です。
これに対して、新鎌倉教場は、直線距離が125~130m程度であり、ここに的2つを置きます。
通常であれば的1つ設置するような長さであるところ、勇んで的2つを設置するため、的と的の間隔はわずか55mしか確保できません。
55mとなると、あまり速くない馬であれば次の矢を番えることも十分可能ですが、大日本弓馬会の流鏑馬に出場している馬たちの走る速さからすると、次の矢を番えるのがとても困難になります。
大日本弓馬会は、速い馬・あまり速くない馬、大きい馬・小さめの馬など、幅広に確保していますが、高い技量を目指していることから、いわゆる「ものすごく遅い馬」はいません(馬が足りない場合に限り、稀に借りることはありますが)。
【写真説明】矢番えで腰から矢を抜くところ
通常の60~65mの距離でさえ、次の的までわずか4~5秒しかなく、その間に腰から矢を抜いて、弓に番え、次の的に狙いを付ける必要があるにもかかわらず、更に距離が短くなるので、これをさらに短縮しなければなりません。
これはとんでもなく高難度であることは申し上げるまでもありません。
しかしながら、本番の馬場よりも遥かに難しい環境であることは、まさに稽古環境として最適といえるのではないかと考えています。
完全に不可能であれば話は別ですが、このたびの55mは、技量を遥か高いところまで向上させることができれば可能であると考えられるので、この環境で稽古を積めば、どれだけ上手くなれるのか、楽しみでしかありません。
射手になる前の見習い門人もこのような高難度の馬場で稽古をすることになりますので、私たちの稽古が如何にハードであるかお分かりいただけるかと思います。
射手になるのは本当に大変です。
しかも、射手になった後もひたすら稽古を積み、技量向上に努めなければなりません。
この高難度の新鎌倉教場で稽古を積み、流鏑馬の護持継承に努めてまいりまので、多くの方のご賛同とご支援をお願い申し上げます。
【5月15日まで!目標金額1500万円】
神事・流鏑馬を護持継承する大日本弓馬会の稽古場「新鎌倉教場」を古都・鎌倉に整備
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