お絵描きサンタからのクリスマスプレゼント「お絵描きセット」スケッチブックと色鉛筆、サンタクロースやトナカイの折り紙、そしてクリスマスカード。その“お絵描きセット”を、ウクライナの学校2クラスの子どもたちに、クリスマスプレゼントとして届けることができました。今日ここに書くのは、ただ「渡せました!」という報告ではなく、現地で起きた“現実”と、その中で確かに灯った“あたたかさ”の記録です。報告は私たち日本とウクライナの架け橋となってくれているマリヤさんからいただきました。12月23日 子どもたちにプレゼントを渡しました!今日は、妹と弟のクラスにお渡ししました。そして明日の朝、もう一つのクラスに渡す予定です。…実は、色々大変でした。プレゼント自体は、事前に母が学校へ持って行ってくれていました。ところが、講演会が始まる直前に空襲警報が鳴りました。学校にはシェルターがないため、子どもたちと一緒に地下鉄へ降り、約1時間ほど待機することに。ただ、警報は解除されず、結局そのまま地下鉄の中で、子どもたちにお話をして、今回の取り組みとプレゼントの説明をする形になりました。空襲警報が続いたままだと、その日の最後の科目の時間が過ぎてしまい、学校に戻れなくなります。なので、まずは説明だけでも先にしておいて、最悪の場合は「プレゼントは明日渡そう」と考えていました。しかし、ここから不思議な出来事が起きました。私が子どもたちに、「日本からプレゼントがあるけれど、今は空襲警報だから、今は渡せないんだ」と伝え終わった瞬間――空襲警報が解除されました。そのまま学校に戻ることができて、無事にプレゼントを手渡すことができたのです。ただ、学校に戻ると今度は停電中で、教室は暗闇。暗い中でプレゼントを渡すことになりました。12月24日 無事に二つ目のクラスにもお渡ししました今日は二つ目のクラスへ今回は空襲警報も鳴らず、停電もせず、とてもスムーズに渡すことができました!そして、実は…私の家族では今日は「クリスマスイブ」だけではなく、ステパンとトマの誕生日だから皆さんからのプレゼントは、本当にタイムリーで、2人は「自分の誕生日の日にも、この活動に参加できたことがとても嬉しい」と言っています。クリスマスプレゼントを配るステパンくんプレゼントを受け取ったトマちゃん最後に地下鉄に避難しながら、警報が鳴り続ける中で、子どもたちに言葉を届ける。停電の暗闇の中で、プレゼントを手渡す。それが、いまのウクライナの「日常」です。でも、その日常の中に、確かに届いたものがあります。日本からの“お絵描きセット”は、モノ以上に、「あなたのことを思っている人がいる」というメッセージそのものだったと思います。お絵描きサンタとして関わってくださった皆さんへお絵描きセットのクリスマスプレゼントは、確かに子どもたちの手の中に届きました。本当にありがとうございました。これからもこの子たちの未来を温かく応援し続けてください。そして、12月27日(土)21時からクリスマス報告会&交流会「ありがとうパーティー」です。クラウドファンディングのご支援していただいた皆さま全員にご案内いたします。サンタ帽やトナカイの角などのカチューシャなどを身に付けて、そしてドリンクをご用意のうえ、ご参加くだださい。お待ちしております。※Zoomリンクは当日皆さま宛てにクラファンメッセージで送ります。よろしく願いします。







