こんにちは!スタッフの吉田です。 コンサートの第一部では、能登の被災地である神社仏閣をテーマにした楽曲を披露します。今回は、その中でも特に印象的な、輪島朝市でのエピソードをお伝えします。 ◆瓦礫の街から聞こえた「響き」 朝ドラ「まれ」の舞台として、多くの方の記憶に残る輪島朝市。 震災から数ヶ月後、北方さんと私がその地を訪れたとき、そこには焼け焦げた匂いがまだ残り、静かで重い空気が流れていました。 かつて多くの人で賑わい、活気に満ちていた場所が、変わり果てた姿になっていたのです。 誰もが悲しみや喪失を感じるような光景でしたが、北方さんはそこで悲しみの歌をつくるのではなく、「THE ECHO」として、この土地が持つ本来の音、そして再興への希望の「響き」を五線譜にスケッチしていました。 「声で賑わいを取り戻すのです」 「声を集めて、声をあげてください そして、また、優しく声をかけてください 再生に必要なのは声なのです」 この言葉は、私の心に深く刻まれました。 そして、輪島での体験からしばらく時間が経ったある日、未来のボイトレ®︎講師として北方さんの講座で学んでいた私は、北方さんが語った「宇宙で最もパワフルな音は声である」という言葉を聞きました。 その瞬間、「再生に必要なのは声」という輪島での言葉と、この「声の力」が、私の中で一つに繋がったのです。 ◆想いは形を変えてアートホールへ 当時、北方さんは「この曲は歌モノなんだよ。この場所で多くの人の声を合わせたい。かがやき音楽団を連れてきて、みんなで歌うのはどうだろう?」と話していました。 そして今回、その想いが形を変えてアートホールで実現します。コンサートで披露される輪島朝市の楽曲は、単なる鎮魂歌ではありません。輪島朝市が再生に向かうための力強い響きです。その構想を聞かせてもらった時、鳥肌が立ちました。瓦礫の中から聞こえた響きがどのように表現されるのか。そして「声を集める」ことで、会場にどんなエネルギーが満ちていくのか。出演者だけでなく、観客一人ひとりが復興の響きの一部となる。これはまさに、「THE ECHO」による新しい形の復興スタイルであり、壮大な実験なのかもしれません。この特別な体験を、ぜひ会場で皆さんと分かち合いたいです。【公演概要】北方喜旺丈 THE ECHO CONCERT 響の顧天 ひびけ、かが・のと・いのちの音日時: 2025年9月9日(火)18:45開演会場: 金沢市アートホール主催: 株式会社 北方音楽事務所料金: 自由席 5,500円 / 指定席 6,000円 / オプション付き指定席 10,000円#THEECHOCONCERT#能登再興#響の顧天#北方喜旺丈#THEECHO#石川県#輪島朝市#金沢市アートホール#音楽の力#クラウドファンディング#制作秘話







