監督の泊です!先日、牛嶋 渉さんと久しぶりにお会いしました。渉さんからは、「冤罪のつくりかた」の予告編を観ていただいた後に「すげえ!鳥肌たったわ」というお言葉が。渉さんは、僕が「いやこれキッツー...」という状態で映画を制作していたことを知っている方なので。「よく完成させたね」と言ってもらえて込み上げてくるものありました。その中でも「泊さん自身は大変だったと思うけど、側から見たら泊さんは”生きてる”って感じだよ。羨ましいよ」という言葉に衝撃覚えました。そうか〜、これが生きてるってことなのかぁ。辛い時は「もう嫌だ」「なんで俺がこんな目に」とか思ってしまいます。でもそんな時こそ、生命が煌めく。生命力が鍛えられる。生きることの醍醐味は「苦難を味わう」ということなのか。何も苦労がなく、何の負荷もなく、ただ毎日が過ぎていくだけなら、確かに楽です。(僕もそれを望んでます。今でも!笑)でもそれは“安全”ではあっても、“生きている実感”とは違う。苦しい。しんどい。逃げたい。それでも前に進む。その時、人は自分の人生をちゃんと生きているのだ!人生を振り返った時に強く記憶に残るのは、いつだって“必死だった時期”です。だから今、もし苦しい渦中にいる人がいたら、その苦しさは無意味じゃないです。その時間は、あなたの生命を削っているように見えて、実はあなたの生命を濃くしている。僕も映画を完成させるまで、本当に何度もしんどかったです。いや、完成させて終わりじゃないので、これからもしんどいことあるかも・・・ゲー、嫌だ・・・笑でも、あの時間があったから今、こうして人の言葉が深く沁みる。予告編を観て「鳥肌たった」と言ってもらえる。「お前は生きてる」と言ってもらえる。それはたぶん、作品だけではなく、そこに至るまでの“挑戦”が滲んだからなんじゃないかと思います。楽な道ばかり選んでいたら、見えない景色がある。痛みを通った人間にしか出せない熱がある。苦しい時ほど、人生は止まっていない。むしろ、強く動いている。だから僕は、しんどい日々も丸ごと抱えて前に進みたいと思います。(えー、嫌だ〜、という自分ももちろんいます笑)せっかくなら、ちゃんと生きたい。誰かに羨ましがられるくらい、泥くさくても、必死でも、「生きてる」と言える人生をやっていくんじゃい。ハリウッドで映画撮るんじゃい。渉さん、力になるお言葉をありがとうございました!





