こんにちは!!「100億円企業を目指せ!遊びながら学べる“起業家育成ゲーム”体験」プロジェクト事務局です。
今回は、多くの方が持つ「M&Aってちょっと怖い…」という印象を、どうやってボードゲームを通して払拭できるか?というテーマについてご紹介します。
M&Aと聞くと、「リスクが高そう」「騙されそう」「専門家でないと無理」というネガティブな先入観を持つ方も少なくありません。
実際、実務の世界では情報の非対称性、デューデリジェンス不足、シナジー過信など、失敗要因が多数存在します。
こうした不安が、M&Aを一般の人や中小企業経営者にとって“遠い存在”にしてきました。
『M&A戦国時代』を開発するにあたり、私たちはこの「M&A=難解・怖い」というイメージを打破し、「本質的な面白さと学び」を届けることを目標に据えました。
そこで採用したのが、“リスクを体感する構造”です。
本作には、買収のたびに「インシデントカード(予期せぬ出来事)」が発生します。
「思ったより利益が出ない」「買った直後に業績悪化」「思わぬ費用がかかる」など、一見ネガティブなイベントが起こることで、「ああ、だから事前の調査が必要なのか」「高く買いすぎると回収できないんだな」という“肌感覚の学び”が生まれます。
一方で、成功体験もしっかり用意しています。
シナジーのある企業を適切な価格で買収できれば、利益が倍増し、資金が循環して新たな買収チャンスへつながる。
この流れをゲームで経験すると、買収の“怖さ”ではなく、“妙味”を感じてもらえるようになります。
何よりも重要だったのは、「間違ってもゲーム内で終わること」。
リアルでは取り返しがつかないM&Aも、ゲームなら失敗しても大丈夫。
プレイを重ねるごとに“見る目”が養われ、自然と経営者の視点が身についていきます。
支援者の皆さんには、このゲームが“経営リスクを遊びながら体感できるトレーニングツール”だということをぜひ知っていただきたいと思っています。
そして、M&Aを「怖い」から「面白い」に変える一歩を、楽しみながら踏み出していただけたら嬉しいです。





