こんにちは。

「100億円企業を目指せ！遊びながら学べる“起業家育成ゲーム”体験」事務局です。

今回は、『M&A戦国時代』がなぜ“M&A未経験者でも理解できる”のか、そしてどうやって“経営戦略の面白さ”を体験できるように設計されたのか、その裏側をお話しします。

M&Aと聞くと、「専門知識がないと難しそう」「数字の話ばかりで取っつきにくい」と思う方が多いかもしれません。

実際、現実のM&Aは法律、財務、組織、人材など複雑な要素が絡み合い、専門家でさえ慎重な判断を求められる世界です。

しかし私たちは、そうした“難しさ”を、ゲームならではの「体験」で理解できるようにしたいと考えました。

『M&A戦国時代』の設計思想は、「専門用語を覚えさせる」のではなく、「意思決定の構造を体感させる」ことにあります。

たとえば、ある企業を買収するかどうかを判断する場面では、利益とリスク、そして他プレイヤーとの駆け引きを総合的に考える必要があります。

これはまさに、現実の経営判断と同じ構造です。数字や理論を知らなくても、プレイを通じて自然と“戦略思考”が身につくように作られているのです。

また、プレイヤーが「成功体験」と「失敗体験」の両方を味わえるように、イベントカードには良い出来事と悪い出来事の両方を用意しました。

利益を生む企業を見抜いたときの達成感、無理な買収で資金が尽きたときの反省。これらの感情体験こそが、“経営感覚”を育てます。

人は数字よりも「自分の選択の結果」から学ぶ──この人間心理を活かした設計こそが、教育的な本作の最大の特徴です。

そしてもうひとつの狙いは、“初心者と経験者が同じテーブルで楽しめること”。

ルールはシンプルですが、戦略の深さはプレイヤーの思考力次第。M&Aの実務家でも、学生でも、同じゲームを通じて異なる学びを得られるよう設計されています。

プレイするたびに、判断の精度が上がる。それがこのゲームの奥深さです。

『M&A戦国時代』は、知識ではなく「判断力」を育てるボードゲーム。

M&Aの経験がなくても、自然と“経営者の頭”で考え始める自分に気づくはずです。

興味を持ってくださった方は、ぜひ体験会にお越しください。