社会的孤立ゼロへの挑戦。「ぴあまっぷ」を創りたい!

ぴあまっぷは、当事者・支援者・支援団体をWeb地図上に可視化し、相互に出会えるweb上のマッチング地図です。地域の支援リソースを横断的に見渡せる設計で、退院直後などに起きやすい「情報の断絶」を埋め、必要な支援へ最短で辿り着く導線をつくります。

現在の支援総額

2,611,517

87%

目標金額は3,000,000円

支援者数

123

24時間以内に6人からの支援がありました

募集終了まで残り

8

社会的孤立ゼロへの挑戦。「ぴあまっぷ」を創りたい!

現在の支援総額

2,611,517

87%達成

あと 8

目標金額3,000,000

支援者数123

ぴあまっぷは、当事者・支援者・支援団体をWeb地図上に可視化し、相互に出会えるweb上のマッチング地図です。地域の支援リソースを横断的に見渡せる設計で、退院直後などに起きやすい「情報の断絶」を埋め、必要な支援へ最短で辿り着く導線をつくります。

こんばんは。NPO法人ぼこでこの小林純也です。

いつもぴあまっぷのプロジェクトを見守ってくださり、ありがとうございます。

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昨日から始まった、『#わたしのぴあストーリー』プロジェクト。

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今日は、車椅子トラベラー三代達也さんから、ご自身の人生を変えたぴあストーリーを寄稿いただきました。

三代さん、ありがとうございました!


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人生で初めてのピアサポートは、私の生き方を大きく変える出会いでした。

今でこそ車椅子トラベラーとして世界一周を経験し、旅の発信を仕事にしていますが、昔の私は電車に乗ることすら怖い状態でした。

そんな自分がどう変わっていったのか、そのきっかけを簡単に紹介します。

事故から約半年後、静岡県の重度障害者施設に入院したとき、同じ病室で東京出身の50代の車椅子の男性と出会いました。

その方は私よりも体が動かない方でしたが、入院して数日後、突然こう言われたのです。

「お前、甘ったれてんな」

事故後、周囲からは「生きててよかった」「そのままでいい」と優しい言葉ばかりかけられてきた中で、この一言は強烈な衝撃でした。

そして続けて言われたのです。

「なんでそんなに体が動くのに甘えてるんだよ。」

車椅子もこげる、腕も動く、できることはたくさんある。

「できるのにやらない」自分に、初めて誰かが真正面から向き合った瞬間でした。

もしこれが健常者のリハビリスタッフや医師からの言葉だったら、ただ反発して終わっていたでしょう。

でも、自分よりも重い障害を持つ人が、時間をかけてでもできることに挑んでいる姿を見ると、「自分も動かないと」と心の奥まで響きました。

私はその男性を“師匠”と呼び、彼から与えられる小さな“挑戦”を一つずつこなしていきました。

 「茨城の実家から5時間かけて来る親を楽させたいだろ。電車に乗ってみろ」

 「退院後に家で引きこもってたら腐るぞ。自立しろ。一人暮らししろ」

やがて「いつか海外に行ける日が来る。パスポートを取っておけ」という言葉に背中を押され、取得。

そこから1人ハワイ旅行、アメリカ短期留学、オーストラリアのワーキングホリデー、そして世界一周へ。

いつも彼のたった一言が、私の人生を前へ前へと動かしていました。

気がつけば、自分で舵を取り、判断し、理想とする人生を歩けるようになっていました。

そのすべての始まりは、やはりあの「甘ったれてんな」の一言だったと思います。

スパイシーなピアサポートでしたが、同じ障害を抱える“先輩”だからこそ、心に突き刺さったのだと感じています。

たった一言で、たったワンアクションで、人の人生は変わる。

私はそう信じています。

今回の「ぴあまっぷ」も、多くの人の人生を動かすきっかけになると信じています。

応援のほど、よろしくお願いいたします。

車椅子トラベラー

三代達也

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