未来を育む場所:伊勢志摩 子どもの城プロジェクト

来年夏に伊勢志摩・間崎島に子育て支援と地域観光を融合したテーマパーク「子どもの城」を作りたい.

現在の支援総額

1,842,000

61%

目標金額は3,000,000円

支援者数

48

募集終了まで残り

22

未来を育む場所:伊勢志摩 子どもの城プロジェクト

現在の支援総額

1,842,000

61%達成

あと 22

目標金額3,000,000

支援者数48

来年夏に伊勢志摩・間崎島に子育て支援と地域観光を融合したテーマパーク「子どもの城」を作りたい.

自己紹介

初めまして、鮨裕・禅「親方」の堀 勇一と申します。

2018年より、伊勢志摩国立公園、間崎島で寿司屋を営んでおります。


初めて英虞湾に訪れた際、美しい自然の景色と豊かな海の幸に魅了され、「この海辺で寿司屋を営んだら、さぞお客様は感動するだろう」と直感し、物件を探し始めました。

偶然、間崎島の民宿が廃業し、そこを借りて寿司屋を始めました。

しかし、英虞湾をよく観ると、かつて真珠で繁栄し衰退した「残されたもの」が放置されていました。これを子どもに残してはいけないのではないか?しかし、私にも残された時間は限りがある。問題を解決するのは子どもたちなのだろう。しかし当事者である私は「未来からのあずかりもの」として解決の糸口を見つけたいと考え、最初のプロジェクト「英虞湾プロジェクト」に取り組みはじめました。

英虞湾プロジェクト

この地域で暮らしていると、自然の豊かさを体感すると同時に、ある問題を考える出来事に遭遇します。

仕入れのため、魚市場に訪れるのですが、そこでは価値のある魚と、そうでない魚が分類され、そうでない魚は「未利用魚」と呼ばれ安値で流通します。捨てられることもあります。

未利用魚の漁獲が多いときは、漁師さんの仕事量は同じでも売り上げは低くなります。

漁獲は自然環境の変化に左右されます。

(地域では、その漁師さんの存続を図るため「未利用魚」に価値をつける活用方法を模索しています。)

一方、都会では、満足に食事をとることのできない子どもがいると聞きました。

「捨てられる魚があるのに、食事のない子どもがいる」

この問題を解決する方法があるのではないかと思い、このプロジェクトを立ち上げました。


現在、地元の漁師さん、未利用魚を扱う魚屋さん、児童施設、小学校、中学校、高校、専門学校の先生にお声掛けしチームを作っております。






このプロジェクトで実現したいこと

三重県志摩市の小さな離島・間崎島に、「子どもたちのための城」が誕生します。

魚を捕まえ、火を起こし、調理して仲間と食べる。

そんな人間の原体験を通じて、子どもたちが 「人は自然に生かされている」 という感覚を取り戻す場所です。

訪れでほしいのは全国の子どもたち(小学生〜中学生)

都市部で自然に触れる機会の少ない子も、経済的に困難な状況にある子も、みんな同じように学び・遊び・食べられる場所に。

「伊勢志摩 子どもの城」は、食を通じて命と自然を学ぶ体験テーマパークです。

                  伊勢志摩子どもの城/間崎島  建築環境提案協力 日比野設計+幼児の城様




プロジェクト立ち上げの背景

なぜ「子どもの城」が必要なのか

現代の子どもたちは、かつて当たり前だった「自然に触れる経験」を失いつつあります。

魚を手づかみで捕まえたことがない、火を自分で起こしたことがない、見慣れた魚の名前すら知らない。都市化や効率化のなかで、子どもたちの世界はますます人工的なものに囲まれてしまいました。

人間の根源的な営みである「食べる」という行為もまた、コンビニやインスタント食品のように“自然の実感”から切り離されています。

しかし本来、食べることは命をいただく行為であり、そこには自然の循環を感じ取る感覚が不可欠です。

人間にとって大切なのは「頭の中の情報」ではなく「身体で感じること」です。

魚を捕まえ、魚をさばき、海や火に触れることでしか得られない学びがある。

それは教科書やインターネットからは決して得られません。

「伊勢志摩 子どもの城」は、この失われつつある自然との接点を子どもたちに取り戻す場所です。

自然の中で遊び、命をいただく体験を通じて、「人は自然に依存して生きている」という感覚を呼び覚まし、未来を生きる力へとつなげていきます。

私たちは「お腹を満たす」だけでなく、「心を満たし、生きる力を育む」場をつくりたいのです。


伊勢志摩に子どもの城をつくる理由

伊勢志摩は古来「御食つ国(みけつくに)」と呼ばれ、朝廷に魚介や海藻を献上してきた土地です。

リアス式海岸の豊かな海は、海女や漁師の営みとともに、日本人の食文化の源を形づくってきました。

つまり伊勢志摩は、

**「日本の食文化の始まりの地」**であり、

自然と食を学ぶ場としてこの上なく象徴的な場所です。

この地域の子どもたちは自然の中で遊び、魚を獲り、年長者と食卓を囲み、おのずと学習する暮らしをしています。

しかし都会では、魚は切り身でスーパーに並び、子どもたちの多くは魚の名前すら知らない状況にあります。

御食つ国が担ってきた「自然と人とのつながりを食を通して学ぶ文化」が消えようとしているのです。

だからこそ私たちは、この地に「子どもの城」をつくります。

魚を獲り、火を起こし、命をいただく体験を通じて、御食つ国が育んできた日本の食文化の精神を、未来の子どもたちに受け継ぐためです。


伊勢志摩子どもの城が叶えたい3つのこと

① 身体で学ぶ自然体験をしてもらう

魚を捕まえ、魚をさばき、火を起こし、食べる――。

頭で知識を詰め込むのではなく、身体を通じて自然と関わることが学びの出発点です。

子どもたちは遊びのなかで自然の摂理を感じ取り、「生きる力」を育みます。


② 命の循環を体感する食文化教育をする

一匹まるごと魚を料理して食べることは、命に無駄がないことを知る機会です。

魚が「ごちそう」に変わる瞬間を体験することで、子どもたちは食の背景にある自然の循環を学び、持続可能な社会への感覚を身につけます。


③ 学びをつなぐパスポートで成長を見守る

「学びパスポート※」とは体験を記録し、継続して保護者や児童施設に共有する仕組みです。

その場限りの体験ではなく、「学び続ける子ども」を支えるために、地域や社会全体で子どもを見守る仕組みをつくります。

この実現のために、

全国のキャンプ場や、公民館、寺社、農村や漁村の有志に「子どもの城」にご参加いただきたいと考えてます。

同時に、高校生や専門学校生に、ボランティアインストラクターとして参加し活躍していただきたいと考えています。

ボランティア応募はこちらからメッセージをお送りください!

※学びパスポートの使い方

①子どもたちは 「学びパスポート」 を持って子どもの城にやってきます。

②パスポートを提示すると、施設での体験が記録され、ひとつひとつの経験が「学び」として積み重なっていきます。

  • ③内容はクラウドにも記録され、保護者や児童施設と共有できるようにします。

  • 引っ越しや施設の変更があっても、パスポートで学びが引き継がれ、継続して見守ることを可能にします。

  • ロゴデザイン 日比野設計+幼児の城様

    ①プロフィールを記入する

  • ②体験を記録する③クラウドで共有する 

  •  


  • 伊勢志摩子どもの城の使い方

  • 1.個人での参加申し込み  子どもだけでも利用できるようにします

  • 2.小中学校や児童施設との連携での利用 学校の食育授業の補助的体験としての年間利用を提案します

  • 3.企業の福利厚生施設としての利用 お子様のいらっしゃる会社の皆さんにぜひご利用をしてもらいたいです。リターンにも記載します。

  • 4.地域観光施設との連携での利用 志摩市内のホテル滞在と組み合わせ、アクティビティとして利用していただきます

~地域観光施設との連携(3日間体験の例)~

【初日】

  • 海で釣りや磯遊び、森での探検や火起こしを経験します。

  • 獲れた魚や未利用魚を調理し、仲間と食卓を囲む時間を過ごします。

  • 魚の骨や内臓は漁具に入れて海へ沈めます。

  • 本土へ送迎します※宿泊はご自身での手配となります。

  • 【2日目】

  • 先日に仕掛けた漁具を引き上げ、獲れた魚やカニを調理します。

  • 午後は森の探検や、カヤックでツアーに出てみます。

  • 本土へ送迎します※宿泊はご自身での手配となります。

  • 【最終日】

  • 感想発表会

  • 「学びパスポート」にスタンプを押して本土に送迎します。

  •  

  •  


現在の準備状況

✦プロジェクトの開業計画

2025年10月

〇イカダの上のキャンプ場の建築(現在の釣りイカダをリフォームしたい) 

〇「学びパスポート」の製本(現在の自作パスポートを完成させたい👆)

〇「伊勢志摩子どもの城」の着工(現在は空き地です)

〇「伊勢志摩子どもの城」SHOP開設(現在のSHOPを完成させたい👇①商品開発②実店舗販売網の確保)

伊勢志摩子どもの城SHOP

〇ホームページ作成(現在の自作ホームページを完成させたい👇 ①セキュリティ向上②学びパスポートのクラウド保管機能追加③登録者専用ログインページ実装④子どもの城加入者ログインページ実装)

現在の自作ホーぺージ

〇ボランティアさん募集

〇各学校様へ参加のご案内

〇各児童施設様へ提携のご案内

〇各企業様へ福利厚生施設としての利用のご案内

2026年3月 

竣工「伊勢志摩子どもの城」

2026年7月 

「伊勢志摩子どもの城」開業

その次のphaseへ

👉「子どもの城」参加者を募る 

👉都心部には「子どもステーション」を設置し子ども食堂の機能を

👉全国の子どもが「学びパスポート」を持って、各地の「子どもの城」へ行くことで食育支援を

      

〔伊勢志摩子どもの城/間崎島 施設設備〕

(屋外)イカダの上のキャンプ場/コンポストトイレ(男女別)/シャワー/かまど/炊事場/テラス/桟橋/ファイヤーサークル/鶏小屋/畑/果樹園

(屋内)子ども用キッチン/先生用キッチン/ダイニング


✦プロジェクトの予算概算

解体費 800万円

設計費 800万円

建築費 2500万円

外構工事費 600万円

仮設工事及び海上輸送費 300万円 

内装什器備品費 400万円

 製本費(デザイン、印刷) 20万円

ホームページ作成費 30万円

営業活動費(PV制作含む) 250万円

合計 5700万円

今回ご支援いただきたい費用は、立ち上げのための営業活動費およびホームページ作成費(現在は自作のものです)と学びパスポートの製本費の300万円です。

その資料をもとに完成を目指す計画です。どうぞよろしくお願いします。

✦計画

Phase1 伊勢志摩子どもの城の仕組み確立

・インストラクター集め

・体験プログラム作成

・運営マニュアル作成

・SHOP、学びパスポートの仕組みを整備

Phase2 地域展開

・漁村、山村、離島でパートナーを見つけライセンス方式で展開

Phase3 都市連携

・都市部では「子どもの城ステーション」を設け、地方から食品を子どもに発送し、ステーションで提供する機能を設ける。

・体験は地方の拠点に送客

Phase4 全国ネットワーク化

全国の子どもの城を「学びパスポート」でつなぎ、全国どこでも子どもの食育支援を可能にする


リターンについて

本プロジェクトは2つの方法で応援いただけます。

1.伊勢志摩子どもの城の体験コース

イカダキャンプ場を親子で体験していただきます。

5,000円〜

2.純粋に応援コース

お礼のメール

1,000円~

完成したWEBぺージにお名前

10,000円~

完成したお城にお名前

100,000円

3.他、伊勢志摩から遠方の方向けに、すし店のお食事券をご用意します。


最後に

私、堀 勇一の寿司職人人生の最後の仕事に「自然の恵みに感謝し、自然とともに生きるチカラを子どもに伝えたい。」

それが、「伊勢志摩子どもの城」 です。


このプロジェクトのご支援をどうかよろしくお願いします。


支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 今回ご支援いただきたい費用は、ホームページ作成費と製本費、営業活動費の300万円です。

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

ヘルプページを見る

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください

最新の活動報告

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  • 寿司教室

    2025/11/24 07:12
    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
  • 私たち「伊勢志摩子どもの城プロジェクト」では、地域の子どもたちが安心して学び・成長できる環境を整えることを目的に、「学びパスポート」を作り広めたいと考えています。本事業は、経済的・家庭的な理由により十分な支援を受けられない子どもたちに対し、地域が一体となって学びや生活を支える仕組みをつくる取り組みです。【学びパスポートの仕組み】1. 学びパスポートを1冊100円でご購入いただく 対象:神社、寺院、市役所、児童施設、社会福祉協議会など2. 支援が必要と判断される児童へ、施設より無料で配布していただく 児童の状況を理解されている皆様に選定をお願いすることで、より適切に支援を届けることを目指しています。3. パスポートを受け取った子どもは、地域の「子どもの城提携店」で各種支援を受けられる 例:べんけいでは「1日1食無料」の食事支援を提供(ほか提携店にて学習・生活支援などをお願い出来たらと思います)【お願い】本事業は、地域の大人が子どもたちを見守り、未来へつなぐための“地域ぐるみの支え合い”をつくる取り組みです。子どもたちに寄り添う皆様の力なくして、この活動は成り立ちません。本プロジェクトにご賛同いただき、学びパスポートのご購入・対象児童への配布にご協力いただけますよう、心よりお願い申し上げます。地域の未来を担う子どもたちのため、どうかお力添えをいただければ幸いです。 もっと見る
  • 【未利用魚の利用について➀】志摩で水揚げされる未利用魚を店内で下ごしらえをし「さつまあげ」にします。※画像はイメージです伊勢神宮おかげ横丁にも店舗がある若松屋さんが製造してくださいます。伊勢かまぼこの若松屋←こちらをクリックこの「未利用魚のさつまあげ」を近い将来ネット販売する予定です。伊勢志摩子どもの城SHOP←こちらをクリック(このSHOPでは、アクセサリー用バロック真珠を販売しています。超お得な価格となってます。ぜひご購入を!)以下、前回の記事です。【店舗開店のお知らせ】皆様、この度はご支援ありがとうございます。このご縁に深く感謝しております!プロジェクトを加速するするため、活動資金調達のための店舗を開店することになりました。「鮨裕禅監修☆伊勢志摩子どもの城@べんけい」です!コンセプト「観光漁業で食育を」〇志摩の漁師が獲った、市場に出回らない“未利用魚”を寿司やお弁当として提供し、その収益で子どもたちに無料で食事を提供します。〇子ども鮨アカデミーを開催し、子どもたちに調理を教えます。〇ここでの収益は「子どもの城 伊勢志摩」の活動資金として活用いたします。店舗概要〇店名「鮨裕禅監修☆伊勢志摩子どもの城@べんけい」〇営業時間 8:00~16:00 朝食 8:00~10:00  昼食 11:00~14:00  寿司アカデミー 14:00~16:00 テイクアウト 12:00~17:00 〇定休日 不定休〇お品書き 朝食 未利用魚の朝定食 1,500円 昼食 未利用魚の寿司ランチ 1,800円~ テイクアウト 未利用魚のお弁当 各種1,500円~ ※店内での予約のみ利用規約1.夜の営業およびアルコールの販売はしませんが、イベントでの営業や貸切予約の場合はこの限りではございません。2.お子様同伴の場合 同メニューを無料で提供します。3.寿司アカデミーは大人の方も受講できます※予約制になります。4.12歳以下のお子様は無料で上記メニューから一品を召し上がれます。 ※学びパスポートに➀お子様の氏名➁年齢➂住所を記録していただきます。 三重県志摩市内にて、実店舗を借りて活動をします。2026年1月10日開店予定です。よろしくお願い致します!まだまだ「伊勢志摩子どもの城」のクラウドファンディングを継続しております。皆さんのご支援を賜りたく、どうか拡散をよろしくお願い致します。 もっと見る

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