お電話で、餌やりさんと3匹の猫たち(グレー白ちゃん、チャトラ、茶色の子)の様子についてご報告・やり取りをしました。昨年、寧々を含めて2匹、そして現在は3匹を我が家で保護していますが、公園内には残るところあと4匹の猫がいます。公園外にも猫がいるそうですが、来たり来なかったりするようで、わたし自身はまだ会えたことがありません。いま公園にいる猫たちは健康状態も悪くなく、ふっくらとしています。どの子も警戒心が強く、逞しく生きてきた子たちです。その中には、公園で生まれ育った茶色の子のお母さん猫と兄弟猫も含まれています。親離れ後、茶色の子はグレー白ちゃんと花壇側をごはん場所にしていました。いつも一緒に現れていたふたりは、我が家でも仲が良く──というより、茶色の子がグレー白ちゃんのことを好きで、そばに行こうとします。そんなグレー白ちゃんはエイズ陽性が判明したため、今後どのような形をとるのが良いか、模索しているところです。…公園にいる子たちの中で、緊急保護が必要な子は昨年からすべて我が家に迎えてきました。そのため、現在残っている猫たちは、引き続き見守りを続ける予定としています。それでも、定期的な健康チェックは欠かせないと思っています。長年、公園で餌やりをしてくださっている方に、猫たちの体調に変化があった際には、どうか病院へ連れて行っていただけるようお願いしました。ただ、現実的にはそれは難しいとのことでした。餌やりさんには感謝の気持ちをお伝えしつつ、猫たちの体調に不安がある時には、随時ご相談いただけるようお願いしました。私は常に公園に出向ける状況にはなく、毎日様子を見守ることもできません。すべての猫をひとりで抱えきれないもどかしさや悲しさもあります。だからこそ、その地で支えてくださる餌やりさんの存在に感謝しながら、お願いをするしかありません。公園は人の出入りが多い大きな場所ですが、これまで体調不良の猫たちは見過ごされてきました。「きっと誰かが…」という期待は、きっと、現実には難しいのです。行政や地域が協力し、猫たちの健康を管理・見守る体制が整っていないことを、改めて感じます。掛け合っても、どこにも受け止めてもらえない―そんなもどかしい現状があります。それでも、だからこそわたしはできる範囲で、目の前の命に寄り添うこと、を続けていきたいと思います。いつも見守り、応援してくださる皆さまに、心から感謝申し上げます。❁写真は公園時代のグレー白ちゃん、茶色の子
グレー白ちゃんの口からよだれが出ており、口が痛そうなそぶりが見られました。今日はいつもより早めにステロイドを投与し、様子を見ることにしました。病気の猫ちゃんの毎日は、今日はどうか、明日は良くなっているかと、心配が絶えません。以前、一度抗生物質を変更しましたが、現在使用中の抗生物質で耐性菌ができた可能性も考えられます。お薬がなくなったタイミングで、再度薬の変更や口内の状態を診てもらう予定です。






