
釜石地方森林組合の震災からの再生と新たな挑戦を描いた『つなぐ森林業 海のまちの森林組合、復興からその先へ』(PHP研究所)の刊行にあたり、ゆかりのある方々から頂いたメッセージをご紹介しています。
今回は、震災後、釜石でのボランティア活動を経て、釜石に移住し、パソナ東北創生を立ち上げた戸塚絵梨子さんです。NEXT KAMAISHIで一緒に活動する仲間であり、いっしょにみちのく潮風トレイルを歩いたりする友だちであり、仕事仲間でもある戸塚さんから、家宝にしたいようなすてきな感想をいただきました!

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この本を読むと「奇跡なんてない」という気持ちと「奇跡ってあるんだな」という気持ち、両方が合わさります。人とのつながりや仕事との向き合い方、先を見てこれまで取り組んだことのないことに挑戦すること、共感を生み仲間を得ること、大事にすべきことにブレない確かな軸を持つこと、そういった日々の着実で丁寧な積み重ねの記録がそこには書かれていました。
そして、きれいごとだけでは語れない読むのが苦しくなるような現実が、ここまで語られていること、そのことこそが、参事と手塚さんとの関係の強固さ、二人が積み重ねた丁寧で真摯な向き合いを伝えてくれます。
「偉業」、「奇跡」と語られてしまう二文字の裏にどんな現実があり、どんな人たちがいて、どのような思いがあったのか、それを書き残したい、伝えたいという手塚さんの使命と覚悟を感じずにはいられませんでした。
手塚さん、本の刊行おめでとうございます。そして、この本を読む機会をくださって、知る機会をくださって、本当にありがとうございます。手塚さんがいなければ私は一生知ることのなかったことでいっぱいでした。この本が一人でも多くの方の手に届くことを心から願っています。
戸塚絵梨子



