
クラウドファンディングのプロジェクトが公表になって以降、「今回のクラウドファンディングのことを伝えたい。それを通じて奥能登の現状を知ってほしい」という想いで石川県内の企業に飛び込み営業をしていった本谷さん。
ある日は、石川県七尾市の中島ストアというスーパーマーケットに行きました。
エフエム石川パーソナリティの松岡理恵さんも同行されました。
「中島ストアは、個人で営んでいらっしゃる、すごく人気のあるスーパーマーケットです。中島ストアの方が何度か もとやスーパーに来てくれたこともあり、『何かできることがあったらいつでも言ってください』と以前から言ってくださっていたので、今回お邪魔しました」
中島ストアの特徴は、「とにかく生鮮食品に力を入れていること」だと本谷さんは言います。
「すごく魅力的なお店です。訪問した時にこの目で見ましたが、大手にはできないような、生鮮食品に特化した品揃えで、素晴らしかったです」
同業ということもあり、本谷さんにとって特別な想いがあるそうです。
「ドラッグストアも含めた競合がひしめく中、個人経営のスーパーマーケットとしてがんばっていらっしゃるところを応援したい気持ちがあります。また、今回のプロジェクトページに未来のスーパーマーケットのあり方についても書いてあるので、そこに共鳴してほしいという想いもありました。これからの七尾市、これからの日本を支える若い人たちががんばっている中島ストア。彼らのことを私も応援したいし、彼らの姿を見て私自身も元気をもらっています」
中島ストアさんは、すべてのレジや店内のあちこちに今回のクラウドファンディングを宣伝するチラシを貼ってくれたそうです。チラシに書いてある二次元コードを読めばすぐに支援のページにも飛べます。
「『影響力はないかもしれないけど、できることをさせてもらいます』と言ってくれたあの笑顔が清々しくて、本当に嬉しかったです」
お話を聞いた方:本谷一知さん
インタビューと文章:柳田正芳(合同会社6483works)





